3日間、京都に帰省します。
どこに行こうかな?
いつも友人と夜に会う約束だけして日中はノープラン。行き当たりばったりで予定を立てています。
京都を離れる時に寂しくてしょうがなかったのは、
20年以上住んだのに、行ってみたかったけれど行けなかった場所がたくさんあったことでした。
あのお寺も、あの庭も、あのお店も、あのイベントも行けなかった。行く機会はいくらでもあったはずなのに。ああ、名残惜しい。
そう思って京都を発ったのに、いざ帰省すると家の周辺と四条界隈しか出歩いてないことも多く、
馴染み深い場所をなぞるように過ごしていることに気づきました。
行き当たりばったり帰省を続ける限りはこの状態が続きそう。
好きな場所に繰り返し行くのももちろん好きだけど、わざわざ足を運ぶってこともしたいもの。
その両方を旅に組み込みたいものだ、と思いました。
そこで、行ってみたい場所を書き出してみることに。
京都に帰ったら行きたいところ
厳密に言うと全て行ったことある場所なのですが…エイヤっと気合いを入れないと出かけることもなく過ごしてしまうので。
植物園
くすのき並木で木漏れ日を浴びながら歩きたい。
川端康成の『古都』でもこのくすのき並木が美しく描写されていて、読むと帰省したくなります。
京都行きのチケットをとってしまいそうになるから、文章の引力ってすごいなと思います。
デルタ
賀茂川と高野川の合流地点。通称デルタ。
二つの水流がひとつの大きな水流にまとまっていくのを、中洲の先端で眺めたい。
早朝の糺ノ森
真夏には納涼古本市でみっしりと古本屋が立ち並ぶことで有名な、下鴨神社の糺ノ森。
時間帯によって光の色って違いますよね。早朝に行くと淡い黄色やピンクの木漏れ日が綺麗です。あの長ーい森を駆け抜けたい。
カフェ コチ
カフェ コチ (CAFE KOCSI) - 京都市役所前/カフェ [食べログ]
本がたくさんあってパンがおいしいカフェ。
本を読みながらのんびりしたい。
帰省するたびに立ち寄りたくなるお店。
鴨川の河川敷
京都で一番好きな場所は、鴨川の河川敷です。
春は北大路と北山の間が好きです。桜咲くお昼時にここへ足を運べば、どこからともなく現れた老若男女がめいめいお昼ご飯を持って川べりに座りこみ、のんびり過ごしている様子が見られると思います。
秋は三条大橋と四条大橋の間が好きです。
川のそばにいる人は時間を忘れたようにぽけーっとした表情をしていることが多くて、いるだけで多幸感に包まれます。(かつて処刑場だったとは思えない)
大文字山の山頂でラジオ体操
今もやってるのかな?
「毎朝、大文字山の山頂でラジオ体操が行われている」という情報を得て、今から8年前の春、友達と連れ立って薄暗い山道を登りました。
山頂に行くと、ご年配の男女が元気にラジオ体操していました。
明け方のほの明るい光が、京都の街をぼんやりあたためるのを眺めながら、皆さんに混ざってラジオ体操したのが懐かしい。
また行きたいな…。
円通寺
借景の庭園が美しい。静かで、清らかな空間。
道中、とてつもなく急な坂道が立ちはだかっているので注意。
北山紅茶館
紅茶の種類が豊富で、静かに過ごせて落ち着く場所。とても好き。
本当に、行きたい場所がたくさんあります。
4年間で100のお寺を回った先輩がいたけれど、それでもまだまだたくさん控えているという…。
お寺も神社も重要文化財もカフェもモーニングも小さなお店も、まだまだ見て回りたいところがある。
お寺の庭園に行くと、気づけば数時間経っていることもしばしば。ゆっくり時間をとってのんびり見て回りたいところ。
旅するように帰省できたらきっと楽しいよね。
さて、旅の準備をしよう。
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