最近の自分のテーマは、
「スマホとの程よい距離感を掴みたい」です。
スマホと程よい距離感で付き合いたいな、というのが最近のテーマです。instagram@ofumi_3
スマホで時間をチェックするだけのつもりで手に取ったのに、
ついSNSの反応が気になってアプリを立ち上げて、いいね!の数や色んな投稿を眺めるうちに気づけば30分経過・・・ということや、
またまた時間をチェックするだけ、と思ったのにメールが来ていて、
重要なメールではなかったけど、そこで紹介されている記事が気になるタイトルだったのでリンク先に飛び、そこから芋づる式にいろんな記事を読んで、
気づけば小一時間経っていた・・・
ということがザラにあります。
これが自分で「スマホを触って過ごしたい!」と思って過ごした時間ならいいんです。
実際に、これまでにスマホでネットサーフィンして出会った、たくさんの為になる情報があります。暮らしは本当に便利になって、スマホに感謝してます。
問題は、「こんなに長い時間スマホを触るつもりじゃなかったのに」と後悔していることなんです。
自分の意思で、スマホを触る時間をコントロールしたい、と思ったのです。
一日の持ち時間はみんな平等な中で、
睡眠時間と出勤している時間と家事時間を差し引いた、貴重な自由時間の使い途、これでいいのかな?と疑問に思いました。
スマホとの付き合い方、デジタルデトックスについて考えていきたいと思います。
デジタルデトックスとは?
デトックスとは毒素を体から排出する健康法。
転じてスマートフォンを持たずに出かけたり、パソコンを使わない時間を決めたりして“脱デジタル”の時間を持つということ。
シマンテックの2012年の調査によれば、日本人のインターネット利用者は1週間に平均49時間をネットに費やす。
1日7時間、スマホやパソコンを見ている計算。
http://googirl.jp/lifestyle/1212detoltukusu429/
わたしは一日7時間とまではいかないけど、平日は3〜4時間は見てると思います。
完全にスマホを触らない方法と、使う時間を決める方法とあるようですが、
連絡手段としてスマホしかないので完全に断つのは難しいし、程よい距離感を掴んでスマホと付き合っていきたいので、
使う時間を決めるという方法を取り入れたいと思います。
なんとなくスマホと、本気スマホ
わたしの場合、スマホを触る時には、2パターンの使い方があります。
なんとなくスマホと、本気スマホです。勝手にネーミング。
なんとなくスマホは、見るつもりがなかったのになんとなく見始めてしまう使い方。
一日に何十回もSNSをチェックしてしまったり、見たいと思ってないのに「目寂しいから」とスマホの電源ボタンを押してしまう行動。
口寂しくてその度にものを食べていたら太るのと同じように、目寂しいからとスマホを触ってしまうと時間を失ってしまうなと感じています。
こういう時は、次々に目の前に現れる情報をただ眺めていて、
受動的に情報を得ている状態で、真剣に文章を読んでいないことが多いです。
本気スマホは、調べ物があって、情報を得る為にスマホを使って情報収集する時の使い方。
「これを調べよう」と決めて調べたり、毎日見るのを楽しみにしているブログを見に行ったり、
能動的に情報を得に行っている状態を、本気スマホと呼んでいます。
なんとなくスマホは、情報が目の上を滑っていく
仕事から帰ってきて、ソファの上に横になり、
「あー疲れた。ちょっと横になろう。ちょっとだけスマホ触ろう」と思って見始めた時。
SNSを見て、気になった記事をクリックし、そこから煽り系タイトルの記事をどんどん読んでいって・・・気づいたら小一時間。
こういう時に読んだものって、
目の上を滑っていく感覚があります。
そういう読み方をした時には、
小一時間も触っていたにもかかわらず、今得た情報ってなんだっけ?と思い返した時に、
何も頭に残ってない、ということが多いです。
骨身にしみわたらず、血肉にならず、すーっと自分の目の上を滑っていっただけ。
そんな感じがします。
この時間がもったいないなと思って。
これではダメだと30分のアラームをかけてみても、やめられなかったりするのです。
情報を得るために自分の意思でスマホを触っているのではなく、
スマホの意思によって触らされている、次々とコンテンツを消費させられている感覚があります。
今は、スマホという道具を使いこなせておらず、道具に使わされている感覚。
服を着こなせずに着られている、みたいな感じか。
これを、自分の意思で使う道具にしたいのです。
photo picjumbo
本気スマホは本を読んでいるような真剣さ
2014年の10月に「身軽になりたい!」と思い立ちました。
そして「持たない暮らし」と検索して「ミニマリスト」という言葉を知り、
色々なミニマリストさんのブログを読み漁りました。
当時は「ミニマリスト」という言葉は世間にはほとんど認知されていない言葉で、
ミニマリスト関連本も世に全然出ていなかったので、ブログが主な情報収集の場でした。
むさぼるように情報を収集しては、実践していました。
こんなものを捨てた、という記事を見ては、自分の家に照らし合わせてゴミ袋を持って歩き回りました。
服は厳選して、こんな服を持っています。という記事を見ては、自分のクローゼットを見直してコツコツ減らしていきました。
その時、本気でスマホしてました。得た情報はすぐに実践し、血となり肉となり、学びがありました。
本を読んでいるような真剣さで、
もしくは断捨離セミナーに参加しているような気持ちで、
真剣に情報を収集していました。
スマホを使って本気で情報収集している時には、読み終えた後に達成感と充実感がありました。
情報を得るために使う道具としてスマホを活用できていたなと。
スマホを使うなら、日々こういう使い方をしたいなと思います。
もしインターネットがなかったら、
「ものを捨てて身軽になりたいなんて、自分はおかしいんだろうか」と一人で悩んでいたと思います。
そういう、「持たない暮らし」が心地よいと思う人が全国各地に散らばって暮らしている、ということを知れて、心強かったです。
そういう人々と繋がれたことも、ネットの恩恵を大いに受けたなと思います。
なんとなくスマホは回数と時間を決める
なんとなく見ていてぐっとくる記事と出会うこともある。
世間の温度というか、世の中で何が話題になっているのかを知ることができる。
なのでなんとなくスマホの時間をゼロにしたい訳ではないんです。
そこで、なんとなくスマホは回数を時間を決めたいなと思いました。
ふとSNSの投稿にいくついいね!がついているか気になって触ってしまう。
これが一日に2〜3回ならいいけど、休みで一日家にいる日なんかは、何十回と見てしまうことがあります。スマホ中毒一歩手前な感じがして怖い。
何回も見ることに意味のある行為ではありません。
なので、これに関しては回数を決めようと思います。
一日3回チェックする、というルールを決めて実践してみたいと思います。
1.朝1回(コメント、DMを確認)
2.夕方1回(SNSにアップするタイミング)
3.夜1回(コメント、DMを返す)
このうち、3回目の夜のタイミングで、最大30分と決めてなんとなくスマホをする、というルールでいこうかなと思います。
この最大時間は、様子をみながら調整していきたいと思ってます。
本気スマホ=情報を得たいと思ってのスマホは、一日の中である程度自由に時間をとって行いたいと思います。
といっても放っておくといつの間にか「なんとなくスマホタイム」に移行してしまうことがあるので、
「なんとなくタイム」に突入したらスマホを触るのをやめる、ということにしたいと思います。
しばらくはこれでやってみよう。
中毒にならずに、自分の意思でスマホを使うための訓練です。
自転車も練習しないと乗れないし、スマホもある程度練習が必要なものなのかも。
口寂しいからとどんどん食べると太るし、欲しいものが溢れているからと次々買えば部屋が太る(ものが多くなる) し、
同じように、目寂しいからと情報をどんどん得ていると、心のどこかが太るような気がするんです。
多すぎるものは量や時間をコントロールする必要があるんだろうな、と思います。
スマホとの程よい距離を掴んで、道具として使いこなしながら暮らしていきたいです。
デジタルデトックスしてぽっかり空いた時間には、家で夫と呑みながら映画を見る時間に充てたいです。
追記
デジタルデトックスの情報を共有できたらいいなと思い、トラコミュを作ってみました。
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