今の部屋には、壁に服やバッグなんかを引っ掛けておける長押状のハンガーレールみたいなものがあります。
これが便利で、ついついあれこれ掛けてしまうんですね。
定位置に戻さずに仮置きし続けてしまう
着たあとのニットやストールにファブリーズをかけて干しておいたり、雨に濡れたカッパを干しておいたり、裾の長いコートを掛けたり、バッグを吊るしたり。
そういうものって一晩経ったらクローゼットに戻す、などのルールを決めておかないとしまい忘れてしまうんですよね。
部屋で作業している時に精神状態が乱れてくることがあります。
もう何もできない。無理。もやもやする。イライラする。
そういう時に部屋を見渡してみると、ものが乱れてるんですよね。
本箱の上に書類が散らばってたり、床に夫の持ち物が散乱してたり、冷蔵庫の上に食材がばらばらと出しっぱなしになっていたり…この辺りはその時々によって違うのですが。
そしてそういう時は必ず、この壁のバーに服がたくさん掛けっぱなしになっています。
ここが定位置なのは、裾の長いコートだけ。
それ以外は一定の時間が経ったらクローゼット(という名の押入れ)に戻さなければなりません。そこが定位置です。
それぞれのものを定位置に戻すと、視界がすっきりします。
たったこれだけで?と自分でも驚くのですが、上に書いた乱れたものたちを所定の位置に戻して部屋をすっきりさせると、気持ちが落ち着きます。
片付けという作業が散歩にも似た精神を安定させる効用があるのかもしれないけれど、綺麗になった空間に身を置くとさっきまであんなにもやもやしていた気持ちがどこへ消え去ったのか不思議なくらい、清々しい気持ちになっていることに気づきます。
イライラする時は壁を見てみることにしています。
おわり。
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