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お悩み相談/親戚からのプレゼント

"片付け"や"身軽になる"というテーマで、お悩みの方に個人的経験からお返事するという企画を不定期で始めました。
こちらの記事は昨年noteに掲載していたものに追記したものになります。(複数の媒体を使いこなせなくてブログに集約することにしました。)

お悩み相談企画第1回、今日は親戚の方にもらったアクセサリーについて悩むSさんのご相談にご回答します。
最後に、Sさんからその後どうなったかについてご連絡をいただいたので、そちらも追記しています。
プレゼントについて悩む方にとって、少しでもお力になれたら嬉しく思います。
お悩み相談

親戚からもらったアクセサリーが好みでない

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おふみさんにお尋ねしたいといいますか、断捨離し始めてまだビギナーのわたくしですが…一つ悩んでいる品があります。
それは、親戚の男性から頂いた成人祝いのアクセサリーです。
そもそも、その親戚があまり好きではないのと…アクセサリー自体も好みではなく、どう処分していいものか悩んでおります。
いつもブログ楽しみにしております。
私も、断捨離少しずつしていきたいです。
読んで下さりありがとうございました。
Sさんより(ご質問一部抜粋)
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親戚の男性からの成人祝いのアクセサリー、悩みますよね。
もらったものも買ったものも手放せず、どんどん収納を圧迫していって汚部屋と化した部屋に住んでいたかつての私は、使うことのできなかった贈り物についても悩みました。

 そもそも贈り物はどんな時に贈るのでしょうか。 贈り物にも大きく分けて2通りあります。お金とものです。
 お金ではなく「もの」を贈るという選択をする場合、2パターンあると考えています。

ものを贈るパターン1.「これ、あの人が好きそう」と思ったとき

 1つは店頭などでものを目にした時に「これ、あの人が好きそう」と相手が思い浮かんだ場合。
あの人の趣味嗜好を総合してきっと好きに違いない!これを贈りたい!そう思った場合は、「そのもの」を贈りたいのでお金では意味がない。
「どう?ね、これ好きでしょ?」
「なんでわかったの?!これ好き!」
というやりとりができたら花マルですよね。

そういうもの主導で何かを贈る時は、適当な理由をつけてプレゼントします。
最近といえば最近に引っ越ししたから引っ越し祝い的なものね、とか。ちょっと早いけど誕生日プレゼント、とか。そういうプレゼントを友人からもらったことがちょくちょくありました。 夫が急に生花やドライフラワーや靴下やジャムを買って帰ってきたりするのもこのパターンです。

ものを贈るパターン2.お金ではないものを贈りたいとき

 2つめは、何かの節目に贈り物を贈るべきなのだけれど、お金では生々しいなという場面。
それこそ成人祝いや、結婚祝い、出産祝い、新築祝い、誕生日プレゼントなど。
友人の出産祝いで5000円くらいのおもちゃとスタイのギフトやお菓子の詰め合わせを贈ったりすることは多いですが、現金を渡そうとは思えず…。
いや、現金が一番無駄なく使ってもらえるだろうし、それでもいいのかもしれないけど、友人数人で家に遊びに行くような場面で、みんながものを渡している中、一人だけお金というのも違うような気がします。
お金ではなく、ものを贈りたい場面って結構あると思うんですよね。

 ものを贈りたい場面で、ギフトを探しにお店を歩いてみて、相手の顔が思い浮かぶ「これ」という品が見つかればラッキーです。
でも年齢が離れている相手だったり、性別が違ったりすると何を贈っていいかわからない、ということが往々にしてにしてあるはず。
そういう時に、わからないなりにものを選んで贈っても喜んでもらえない可能性があります。それがたとえ高価でも名のあるブランドの品であっても、相手の趣味や生活スタイルに合っていなければ使ってもらえません。
この状態でものを選ぶというのは、もはや博打なんですよね。

気持ちのやりとりができたなら、贈り物の役割は半分終えている

 ところで、贈り物には2つの役割があると考えます。
1つめは、おめでとうという気持ちの授受。
2つめは、ものとして使ってもらうこと。
2つのめの役割を果たせるかどうかは、どういうジャンルのものを選ぶかによって大きく変わってきます。
消え物であればあるほど使ってもらえる率は上がり、その次に道具としての性質が強いものであれば使ってもらいやすく、趣味性の強いものや装身具などになってくると使ってもらえる率がぐんと下がります。
紅茶やコーヒーやカレー缶、あるいは旅行のペアチケットといった「食べ物・飲み物」「体験」など、形として残らない消え物なら、割とどんな人にも活用してもらえます。
ケトルやまな板やティッシュケースなどの道具としての機能を持ったものなら、趣味と多少違ったとしても必要としているものであれば道具として使ってもらえます。
しかし、時計やアクセサリーや服など、身につける人の趣味が大きく反映されるものというのは、趣味が合わないと活用してもらうことが難しいです。

 親戚の方はアクセサリーという、ものとして使ってもらえる率で考えるとかなりハードルの高いものを贈ってくださったので、大きな博打だったわけです。
博打だったので、残念ながら趣味に合わなかった。それはそれでしょうがないのです。

 しかし、その贈り物を受け取った時に、「おめでとう」「ありがとう」の気持ちのやりとりができました。
贈り物のもつ一つ目の役割は果たしてくれたのです。
もう、そこを果たしてくれたのなら贈り物としての任務を十分全うしたと言っていいのではないでしょうか。
ありがとう、アクセサリー。お気持ち受け取りました。ものとしては活用できなかったけれど、おめでとうの気持ちはとても嬉しかった。
…それでいいのではないかと思うのです。

 ものを持ち続けるのか、処分するのかについて。
もし頻繁にその親戚の方に会うのであれば、会う時だけそのアクセサリーをつけるのもありだと思います。
関係性を築いていくためにアクセサリーをつけて、「お、嬉しいな」と思ってもらえるなら、そのアクセサリーは人間関係構築のために大活躍していると言えます。

 そう頻繁に会うのでなければ、もう処分してしまってもいいのではないでしょうか。
ものは、できることならものとして活用されたいと願っていると思っています。
もし、ものに意思があったとしたら、家で死蔵品として眠るよりは、それを好きな人が使ってくれている方がものとして幸せだと思うのです。
そのアクセサリーが好きな人に譲ったり、あるいはリサイクルショップに持って行ったり、寄付したりして、それを好きな人の手に渡った方がものの一生として幸福なのではないでしょうか。

以上が、私の個人的経験を元にした回答です。
少しでも参考になれば幸いです。

2019.01.30 Sさんから、その後どうなったかについてご連絡をいただきましたので追記します。

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おふみさんのメールをきっかけに、親戚の男性がくれたアクセサリーを昨年の年末までに処分したいと思いまして、実行に移すまでが長かったのですが、無事金属リサイクル会社に郵送でアクセサリーを送付し、手放すことができました。
きっと、親戚のおじさんは私にアクセサリーを渡したことすら話題に出さないだろうし、聞かれたとしても誤魔化せばいいだろうなぁと思いました。
その親戚のおじさんは、何かと私にプレゼントをくださるのですが、どれもテイストがしっくりこないもので、反対に私が人にプレゼントをあげるときについて考えさせられたりもしました。

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プレゼントでものを贈ることって、本当に難しいですよね。
納得して無事に手放すことができたようでよかったです。
何か少しでもお力になれたなら嬉しく思います。

他にもいただいたお悩み相談のメール、お返事ができていない方がいらっしゃるので、ゆっくりになりますが回答させていただきますね。お待ちくださいませ。


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