布団乾燥機の存在を忘れたまま冬を越した。
以前住んでいた街は、真冬はもっとも寒い時でマイナス20度にも達するところでした。セントラルヒーティングがあるわけでも建物の防寒性が高いわけでもない地域に住んでいたので、暖房を切ってしばらくすると寝室は極寒でした。
朝方、布団から顔だけ出てると鼻先が冷たくて目が覚めるような徹底した寒さでした。
そんな冬の日々に眠りを助けてくれるのが布団乾燥機でした。毎晩眠る前に「あたため」のボタンを押せば布団の中がふかふかのふわふわであたたか。
ペットボトルにお湯を入れて即席湯たんぽを2つ用意し、お腹と足元に入れる。そうしないと手足が冷えて冷えて眠りにつけませんでした。
そんな布団乾燥機、この冬は秋口に押入れから出すことも忘れていて、寒さの本番はいつやってくるのだろうと思ったらいつまでも来なくて、はっと気づけば冬を越していました。
そう、布団乾燥機の存在自体を忘れたまま一冬越せてしまったのです。
寝室に太陽光がさんさんと入ってきます。普段は布団(というかオフトンという名前の寝袋ですが)を室内の布団掛けに干しています。数日に一回リセッシュをふりかけて日光に当てたり。
そんな風にしていたら布団乾燥機のことをすっかり忘れてしまっていました。
でもやっぱりダニ退治モードがあるから定期的に布団乾燥機はかけようと思います。
それにしても、環境によって必要なものって全く変わってくるものだなとしみじみ思いました。
ある街では必需品だったものが、別の街では存在も思い出さないものになるなんて。
靴もそうだけど、家電もなんだな。以前はブーツ類をTPO別に3足持っていたけれど(仕事用、雪かき用、うっすら積雪している時用)引っ越してきて全て手放しました。
当たり前に持ち続けているものも今の暮らしに照らし合わせて見直す必要があるなと思いました。
暮らしの見直し
おわり。
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