2/28に新刊が発売しました。
お手にとっていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。


TVでコメンテーターさんが「共感性の高い人など、情報を見ると落ち込んでしまう人は、自分の精神が回復してから支援できる方法を探すなどしたらいい。落ち込んでいる人はまずは一旦SNSなどから離れて、回復させてください」という旨の発言をされていて、その通りだなと思った。
自然災害の場合は刻一刻と状況が変わっていくので、ニュースなどリアルタイムで情報を収集する必要があるけれど、人的被害でなおかつ犯人が捕まっている場合は、ニュースをずっと追いかけていてもどうしようもない部分がある。
寄付や支援などは落ち着いてから、公式なアナウンスがあってから考えるべきことで、今は落ち着いた方がいい。SNSを見ていても真偽のわからない情報を追いかけつづけることになってしまう。

気持ちがずぶずぶと落ち込んでいってしまう。
今はTwitterなどを一旦閉じて、好きなものを見ようと思った。


SUUMOタウン『住んだことのない街に、一週間住んでみる』を読んでみた

以前からSUUMOタウンの連載が好きだった。
住んだことのない街について知れるのがおもしろくて。リアルな空気感が伝わってくる。

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(この写真は2015年春に伊東のあたりに旅した時に私が撮ったもの。)

phaさんの記事が面白かった。
住んだことのない街に、一週間住んでみるというタイトルに引き込まれた。なんて素敵なんだろう。それ、今すぐしてみたい。
今回は熱海に住んでみるというもの。熱海の全盛期は1950年代くらいだそうで、その頃は新婚旅行のメッカだったらしい。

空一面が白い線で埋め尽くされて、確かによかった。

花火って、きれいなのは一瞬で消え去ってしまって、どういう風にきれいだったかもすぐにぼんやりとしたイメージに代わってしまって、不思議なことになかなか思い出せない。儚い。まるで人生みたいだ。とかいえばエッセイぽいだろうか。
時間がまだらに積み重なる街、熱海 - 住んだことのない街に、一週間住んでみる -


「といえばエッセイぽいだろうか」という一言まで含めて、いいなあと思った。じんわり沁みた。
phaさんの文章というものが好きで、以前書かれていた京都の思い出を語る記事もよかった。

多分この先僕は世界のどこに住んでも、その場所を京都と比べたり、その場所に京都と通じるものを見出したりしながら、ずっと暮らしていくのだろうと思う。
京都には世界の全てがあった
それだ、と思った。どの街を歩いても自分の中にある定規のようなものが京都なのだ。河岸の整備具合を見て鴨川と比較して「これは高野川と合流以前の賀茂川の〇〇橋に近い。春はピクニックする人多そう」とか「この街並みは妙に烏丸御池に似ている気がする。多分建物の高さと古さと道の幅だろう」といった具合に、比較しながら目の前のものを咀嚼してく感覚がある。


しばらくはSUUMOタウンの記事を順番に読み漁ろうと思う。
おわり。

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