早朝3時30分過ぎ、急に目が覚めて寝付けなくなった。
視界には枕元にあるドライヤーだとか、メガネケースだとか、使い終わっためぐリズムの小包装袋なんかがあっちこっちに散らかっていた。
それが視界に入った途端に、「あ、無理。このまま眠れない。片付けたい」と思った。

時間なんて関係ない。もう思い立ったら立ち上がるしかない。
こんなに強烈に断捨離したいと思ったのは久しぶりのことだった。
191024of1

散らかりの許容値を超えた

思うに、ここ数日体調がすぐれなくて掃除をあと回しにしていたのが原因だろう。
床に落ちたゴミをまたいで「また後で」と言って何度が無視していたけれど、それを繰り返すうちにストレスになっていた。
一定の「散らかりの許容値」を超えたのだと思う。

AM3:30〜5:30まで片付けに没頭した

191024of1

黙々と、熱に浮かされたように片付けに没頭した。
玄関に積み上がった夫の靴を、一足一足靴箱にしまっていく。 メガネケースの中に、もう使っていない耳栓が入れっぱなしになっていたのでそれを捨てる。 部屋のゴミを捨てる。
AM3:30から5:30まで片付けをした。ハッと気づけば紺色だった空がうっすらと明るくなってきていた。小鳥の声も聞こえる。 ここまでやってようやく心が多少スッキリし、再び眠ることができた。

本の断捨離作業を「3周」する

目を覚まして、やり残した押入れと本の整理に着手した。 要らない服を選別し、手放すものを袋にまとめた。
そして本をずらっと全て畳の上に出し、もう一度読むかどうか、紙で残したいかどうかを選別する作業を3周した。

1周目は割と評価が甘くなってしまって、結構な数が残った。
しかし部屋の広さは有限。何もかもは残せない。
どうしても紙で残したい「殿堂入り」はこのうち何冊?
もう一度読みたいから残すという「殿堂入りまではいかないけどもう一度紙で読みたいもの」は何冊?
この中に、残したはいいが案外もう一度読んだりしないものが紛れていないか?
そういう目線であと2周すると、ごそっと本を減らすことができた。

こういう時に大事なのは、表紙を見てすぐさま中身が思い出せるかどうか。
「この本は殿堂入り。殿堂入りなら中身が思い出せるはず。さてどんな内容だった?」と自問自答して、思い出せなければ案外殿堂入りの本ではなかったと気づく。

『本はごく少数の殿堂入りのものだけを紙で残し、残りは手放す。
電子書籍で売っているものは初めからそちらを買う。』 
自分の本との付き合い方を再確認しながら、要不要の判断を進めていった。

こうして、袋4つ分の本を手放すことを決断した。
IMG_1252

この作業を終える頃には、部屋も心もすっきりして、あの「いてもたってもいられない感じ」はなくなっていた。

早朝に断捨離せずにはいられなくなった話、おわり。

こちらもどうぞ




新刊、『小さな暮らしは生きやすい』が2021年12月9日に発売になりました! Amazonでのご購入はこちらから。書籍もKindle版もあります。
 ↓  ↓  ↓



楽天ブックスでのご購入はこちらから。書籍も電子書籍楽天koboもあります。
 ↓  ↓  ↓
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

小さな暮らしは生きやすい [ おふみ ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2021/11/29時点)




LINEスタンプ発売中