パールネックレスを装着しようとしたら、糸が伸びていることに気づいた。
「うん?」とじっくり見ようとしたら音もなくちぎれ、気づけば床にパールが転がっていた。

ちなみにこれはイミテーションのパールである。
これは6年前に初めて友人の結婚式にお呼ばれした時に、あわててショッピングモールに入っているアクセサリー屋さんで買った安物だ。3000円前後だっただろうか。
そして考え始めた。
真珠について考えている
真珠について考えている。考えているだけで答えは出ていない。
見る人が見ればイミテーションと本物は一発でわかるという。残念ながら私にはわからない。
こういうときは発言小町を見る。あの沼にはまると小一時間、いや下手すると半日くらい抜け出せなくなる。
こすってみてツルツルしてるとイミテーション、ざらざらしていると本物だという。
あとは舐めてみて冷たいと本物だとか。
本物とイミテーションは分かる人には一目見てわかる。本物かイミテーションかなんてわからないだろうと考え、気づいてないのは本人だけ。そんな風に恥をかかないためにも必要という声がある。
しかしその一方で、汗で傷むので夏場の弔事ではイミテーションしかつけない人もいるという。じゃあ年中イミテーションじゃだめかい?
嫁入りの際に真珠のネックレスとイヤリングなどを一式持たせるという慣習がある家庭もあるし、そうでない家庭もある。
高価な真珠のアクセサリーを今後買うことはあるだろうか。
弔事では本来着飾ったりしないけれども真珠ならつけてもよいという。だから着けなくてもよい。
でもその辺も各界隈によって微妙に異なるマナーやお作法を持っていて、それを語る。
一粒ダイヤのネックレスは欲しいと思ったからあの金額を出せた。でも本真珠のネックレスは欲しいと思えなくて、それにお金を使うのであれば他にお金を使いたい。
「欲しい」と思ったものにお金を使うのと、
「持つべきだ」と言われるものにお金を使うのは全然違う。
真珠のネックレスが欲しいと思う人が買うのならいい。でも。これが本当に必要なのだろうかと思う人が、本当にそれを買わなければならないのだろうか?
日本で社会生活を送るなら必要?
もとは猿なのに、ルールを作ったりしても数万年後にはそんな慣習も慣習を形成したコミュニティも失われているかもしれないのに。
数十億年後に地球も滅びるのに。
唐突に超大局的な視点で真珠のことを考え始める。
でも普段はルールとか気にするじゃん。フレンチ行ったら外側からカトラリー使って食べるじゃん。手で取って食べたりしないじゃん。
成人式もしたし、お正月には初詣行くじゃん。
みたいなことが頭の中を駆け巡ります。
答えは出てないので、頭の中に浮かんだことをただ書き留めました。
おわり。
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