何かを体験したあと、時が経つと記憶が薄れていくのは淋しいことだと感じてしまいます。
体験したあとに、そこで考えたことや印象深い光景を手帳に書きつけておくことで、自分の体や生活にその体験が染み渡るような気がしています。
「ノートに書く」って、人生を味わい尽くすための方法のひとつなのだと感じています。
そんなお話を書いた新刊『夢をかなえるノート術』、いただいたご感想を紹介します。
- 絵を描くことが、人生を加速させるトリガーになる。『実り多き人生』みのりさん
- ひーたむさんの手帳だ!筆ごこちの線がとても魅力的…。『リンゴ日和。』ひーたむさん
- 「次にすること」まで落とし込む!なるほどと膝を打った。『365日のとっておき家事』凛花さん
- ノートを自分の相棒にするために。『ミニマリストな転勤妻』エミさん
- 自分の本当の気持ちに耳を傾けること。『blancheのひとりごと』blancheさん
- 脳のふだん使わない部分を使うことが気分転換になる。『まいにちを おだやかに』みいさん
絵を描くことが、人生を加速させるトリガーになる。『実り多き人生』みのりさん
例えば「ミニマリストになりたい」という夢であれば、おふみさんがその時々でモノや空間と向き合ってきた記録が、その対象物の「絵」と共に残っているんですね。
文章だけでなく、イラストも眺めながらおふみさんの軌跡をたどることで、読んでいるこちらも一緒に片付けに取り組んでいるかのような臨場感とワクワク感に包まれるのです。
ここから感じるのは、夢をかなえたいと思ったときに、ビジュアルが人に与える影響の大きさ。
おふみさんは、ただ文章でさらっと書くだけでなく「絵」にするという行為によって、自分がなりたい姿や叶えたい夢をしっかりと脳内に焼き付けていたのだと思うのです。
ノートを書き(描き)ながら、そしてときに見返すことで、自分の中にかなえたい夢をしっかりと植え付けることが出来ていたからこそ。
自然とそこに向かうための行動習慣が身につき、人生が加速していったのではないかなぁと、改めて感じました。
わたしはみのりさんの生み出す文章がとても好きで。
論理的で、ひとつの記事を読み終えると「ハッとする瞬間」がいつもあって、気づきをいただいています。
「絵にするという行為によって、叶えたい夢を脳内に焼き付けていた」…ああ!本当に、そうだ。自分の中にふわっとあったものをぴたりと言葉に表してもらえたような気がします。
ちょうどこの本の原稿がいそがしくなる時期に、みのりさんの朝活サロンに参加しました。そこで生活サイクルを整えることができたからこそ、原稿を仕上げることができました。この本ができたのはみのりさんのおかげなのです。本当に感謝しています。
ひーたむさんの手帳だ!筆ごこちの線がとても魅力的…。『リンゴ日和。』ひーたむさん
ノートを書いていくうちに夢がかなったおふみさんが、どんなふうにノートを書いているのか、SNSとの向き合い方やどんなペンを使っているかなど、制作の秘密がぎゅっとつまっていました。イラストもたくさん掲載されており、直観的に頭に入ってきやすいです。
何かしらノートにかくと、気持ちがスッキリしますし形として残ります。自分の気持ちを整理したり目標を設定するためにも、ノートを活用していきたいと思いました。
ひーたむさんの手帳のお写真がアップされていて、わー!と声をあげました。
筆ごこちで描かれる曲線がとても魅力的。
素敵な絵を描かれる方の何気ない曲線って、無駄なものが削ぎ落とされていて必要な部分だけをなぞるように線がそこにあって、数少ない線で見せたいものを描かれているのが素敵だなって思います。
「次にすること」まで落とし込む!なるほどと膝を打った。『365日のとっておき家事』凛花さん
本は、読むだけでもモチベーションが上がります。でも、その効果が続くのはあまり長くはありません。
だから、読んだらすぐに動けるように、こうしてノートを使って下ごしらえをしています。
もう1度まとめると、
①「取り入れたいこと」を探しながら本を読む
②「次にすること」まで落とし込んでメモをする
③次にすることをとっておき家事テーマに据えて行動する
の3ステップです。
さすが凛花さん…!今すぐ動きだすための仕組みづくりをされています。
確かに…。過去の自分を振り返ってみると、本を読んだだけで行動につなげられなかったことがこれまで何度あったことか。
「次にすること」まで落とし込む、私も真似したいと思います!!
ノートを自分の相棒にするために。『ミニマリストな転勤妻』エミさん
ここ最近、育児に家事にその他諸々で頭がパンクしかけている私は、書くということがいかに大事が痛感させられています。
書くことで、頭の中はスッキリするし自分の考えや思いも明確になる。
書くって大事だなと心から思うことが何度もありました。
本書の中にあった、「ノートは人生の相棒になる」という言葉。
『書く』という効果は、夢への意識が根付き、情報やチャンスを逃さずにつかめるようになる。
そしてノートに書くことで『残る』という効果も絶大。
あとあと見返すことで、初心に戻ることも、自信を取り戻すこともできる。
ノートの力って偉大だなと、本書を読んで改めて実感しています。
私はこれからノートを自分の相棒でよき理解者にすべく、おふみさんの活用方法を真似させてもらって夢へ進んでいきたいと思います。
家事と育児をこなしながらブログで発信をされていて、尊敬している方、エミさん。
わたしは、故郷を離れて暮らすという寂しさをどう処理していいかわからない時に、彼女のブログに出会って、救われたんです。友達作ろうって思えて、今楽しく過ごせてます。
ノートがエミさんの相棒になって、どんどんパワーを膨らませて放っていくのをお手伝いをする存在になったなら嬉しいなと思います。
自分の本当の気持ちに耳を傾けること。『blancheのひとりごと』blancheさん
「忙しい」「時間がない」をやっていたら、本当に「心を亡くす」。
自分の気持ちが分からなくなってしまう。
書いていても、分からないから嫌になってしまう・・・。
書いていても、それって「本当にそう思ってる?」と自分を信じていない。
うまく言えないのですが”本当の気持ち”を知るのが怖いのかもしれません。
ノートに書いて、夢を叶えてきたおふみさんとのワークで「最初の一歩」を踏み出したいと思っています。
真摯にノートに向き合っていらっしゃる様子がひしひしと伝わってきます。
年末に、blancheさんにお会いしてノートを使ったワークをします。今からお会いできるのがとても楽しみです。
脳のふだん使わない部分を使うことが気分転換になる。『まいにちを おだやかに』みいさん
おふみさんによると絵は記憶のトリガー。
確かに絵や写真は文章よりもパッと見た時に訴えかけるものが多いです。
単にノートの見た目を良くするだけじゃなくてそんな意味もあるんだな、と分かったので、試しに私もイラストに挑戦しました。
自分しか見ないノートだから、下手でも描いていいんです。
私の仕事の大半は文章を書くことで、趣味は本を読むこととブログを書くことです。
文字の読み書きや考えることが好きなので、1日中読んだり書いたり考えたりしています。おそらく、脳の論理的思考をする部分を1日中使っているんだと思います。
絵を描くことは脳の中の普段使わない部分を使っているようで、描くとなんだかいつもと違うワクワク感がありました。
脳の中の普段使わない部分を使うとワクワクする、気分転換になるというお言葉にハットしました。確かにそうかも!
私の場合、絵を描くことと文章を書くことを交互にすることが多いのですが、たまに運動したり、ひたすら宛名シールを貼るような単純作業をするといい気分転換になります。何か、普段使っているのとは違う部分が刺激されることで、脳がいい具合に筋肉痛になる感じがするというか。そういう時にひらめきがあったりもします。
簡単でもいいので手を動かして絵を描くことが、脳の普段使っていない部分を刺激してワクワクさせてくれる。なるほどなぁと目からウロコでした。
原稿を書いている時に、PCのメモ帳に思いついたことを書き記していました。
そのメモを発掘しました。
ノートに絵があると、あとで見返す時にいい「しおり」とか「ふせん」みたいな存在になるんだよな。
記憶の補助をするし、記憶自体をしっかり刻みつける効果があると思う。描くということは。
この本では「簡単でもいいので、ノートに絵や図を描くこと」の効用についても紹介しています。
お手にとっていただけたら幸いです。
手にとってくださった方にとってノートを続けるための相棒になれたなら、人生を味わうためのお手伝いができたなら、これ以上嬉しいことはありません。
www.minimalistbiyori.com
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紙の書籍もKindle版もあります。
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