一年近く取り組んでいた新刊の原稿が終わり、緊張の糸が切れたのか惚けているこの頃です。
数ヶ月ぶりに風邪をひき、
牛乳をしまうはずが熱々のヤカンを冷蔵庫にしまおうとしたり、
紅茶を入れた熱々のサーバーを戸棚にしまおうとしたり。
睡眠はとっているのですが、寝ぼけているとしか思えないようなミスを連発しているので、脳みそが疲れ果てているのかなと思いました。
それで、もう何も考えずにぼーっとする時間を持ったほうがいいなと思いました。
頭を働かせず、瞑想するみたいに頭の中も静かにして、何も考えずに休めたいなと思ったのです。
最後に「何もしない」をしたのはいつ?
しかし、何もしないって難しいんですよね。
風邪でしんどくて、ちょうど休みだったので1日寝て過ごそうと思ったのですが、
なんだかんだ布団にスマホを持ち込んだり、本を持ち込んだり、映画を観てしまったり、iPadを持ち込んで絵を描いてしまったり…
ついつい何かしら脳を働かせることをしてしまいました。
たぶん、何もしないって、現代人にとってとても難しいことなんだと思う。
最後に「何もしなかった」のっていつだろう?
スーパーのレジ待ちで並んでいる数分ですらスマホを取り出すし、地下鉄に乗れば音楽を聴きながら本を読み、お風呂にもスマホを持ち込んで読書している。いつでも、活字や動画など視覚的刺激を受け続けている。
もう何ヶ月も「何もしない」をしていない。
そんなことに気づきました。
だから、意識して「何もしない」をしようと思いました。
意識して「何もしない」をする
活字を読まずにただぼうっと外の景色を眺める。
最後にそれを実行に移せたのは、長距離移動の電車の中。
電車に乗ってただ移動するのが好きなのだけど、旅を終えると頭がすっきりするのだ。
本も読まずスマホも見ずに、ただ通り過ぎる景色や空をぼーっと眺める。
難しいことも考えず、ただただ無心で外を眺める。たまに眠る。
規則的な揺れが心地よい。数時間ののち、電車から降りた時にはどこかスッキリしている。
あれこそが、「何もしない」時間だったと思った。
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あの時間をもとう。
ぬるめの温度の温泉でぼーっと浸かり続けるとか、
ただ電車に乗るだけの旅を計画するとか、
家でスマホを持ち込まずに昼間から布団に入るとか。
そういうことをしようと思いました。
おわり。
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