石油ファンヒーターが壊れたから、これなしで雪国で暮らせるものか試してみた。
冬の命綱、石油ファンヒーターがある日突然壊れました。
唐突に聞いたこともないリズムでピーピーと音が鳴り響き、エラー表示を見てみると「換気」という初めて見る文言が。
う、確かに今までに嗅いだことのない極めてやばそうな異臭がする。
そしてストーブは自動で消えて、それ以降どれだけ電源ボタンを押しても着火してくれなくなりましたとさ。
なんせこれは2005年製。
え、12年も使ってたの?!
会社の同僚は、9年使った電子レンジが突然火を噴いたと言っていました。
その話を聞いて以来、家電は10年くらいで買い替えるのが安全なのかな、という認識を持っています。
10年以上使ってるものってこのファンヒーターだけだったかも。うんうん、寿命だよな。
雪国で、石油ファンヒーターなしで暮らせるものだろうか?
時は11月下旬、雪はちらつき始めていて、最低気温はマイナスとプラスの間を行き来するくらいの寒さ。
ちなみにエアコンはほぼ使っていませんでした。
なぜなら、電気代がかかる割に暖まらないから。
以前、おしゃれさ重視でダイ●ンの冷暖兼用できる家電を買おうとしましたが、寒冷地は問答無用で石油ファンヒーターを選ぶべきだという意見を目にして、石油ファンヒーターを使っていました。
実際、強めの「熱風」を「体に近い位置」で吹き付けてくれる暖房器具でないと、寒すぎて耐えられないんですよね。
エアコンはなんというか、遠すぎて。足元がいつまでも暖まらないのです。
しかし、石油ファンヒーターはぶっ壊れてしまったし、夜で電気屋は営業時間外。
試しになしで2-3日過ごしてみようか?と思い、試してみました。
エアコン+こたつで、石油ファンヒーター1台分の暖かさを感じられた。しかし電気使用量が大きすぎる。
ここ数年使わずにいたこたつを引っ張り出しました。
これにエアコンをプラス。それでようやく石油ファンヒーター1台分の暖かさを得られるように感じました。
ただ、これめちゃくちゃ電気使うんですよね。
いつもは石油ファンヒーターをつけながら、部屋の照明をつけ、洗濯機を回しながら、ティファールでお湯を沸かしてもブレーカーが落ちることはありません。
しかし、エアコン+こたつ+ティファール、これはまず間違いなくブレーカーが落ちます。
次にエアコン+こたつ+洗濯機(の乾燥行程)、これもブレーカーが落ちます。
こたつ+洗濯機を回しつつ、こたつから出ている上半身が寒すぎてもっこもこのフリースを着てその上からストールを羽織り、腰にはブランケットを巻く…けど寒い。
これは11月だからなんとかなってるけど、余裕でマイナスを超えてきて水道も凍る2月は耐えられそうもないな?
というか、暖房のために電気代が高くつきすぎる。
今は2日に1回洗濯と乾燥までして、石油ファンヒーターを毎日10時間近く使っても月に3,000-4,000円台の電気代です。
灯油2缶で3,000円くらい、それを月に3缶くらい使うとしたら灯油代が月に4,500円。4缶でも6,000円。
電気代と合計しても7,500円~10,000円。
引っ越す前の家では、日当たりが悪く寒すぎたのと、リビングに石油ファンヒーターがなかった関係で、エアコンをガンガン使ってこたつも使ってさらに灯油ストーブ(notヒーター)を使っていたのですが、あの頃の冬の電気代は月に18,000円くらいでした。それプラス灯油代。
高い、高すぎる。
灯油代を支払ったとしても、石油ファンヒーターの方がよっぽどトータル暖房費が安い、と判断し、やっぱり石油ファンヒーターを新たに買うことにしました。
寒冷地でなければ石油ファンヒーター以外の選択肢も大いに考えられると思いますが、
やっぱり寒冷地の借家暮らしだと、石油ファンヒーターを選ぶのが現実的かなと思いました。
(持ち家なら工事ができるので、他の暖房器具も検討の余地ありだと思いますが。床暖とか、薪ストーブとかペレットとかオイルヒーターとか。)
おわり。
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