先日、高校時代からの友人が香港旅行のお土産をくれました。
さすが長年の友人、そのお土産が本当に私の心を撃ち抜いてくれました。ありがとう。
ミニマリストへのプレゼントってとても…迷うだろうと思うのです。(気を遣わせてしまって申し訳なく思います。)
それでも自分へのオリジナルにカスタマイズしたプレゼントを贈ってくれたことが嬉しくて、心から感謝しています。
もらったのは白花油というもの。
初めて見たのですが、指に一滴垂らして両のこめかみにうすーく塗ると、頭痛がとれるというもの。ハッカの香りで、右と左のこめかみが一本の光の筋で結ばれるようなイメージで、めちゃくちゃ気持ちいいです。眠気を飛ばしたい時に塗るとすーっとして目が冴えます。
調べてみると、肩こりや鼻づまり、虫さされにも使えるとのこと。
うんうん確かにとても効きそう。なんて万能薬なんだ。
「和興白花油」という万能薬がスゴい!頭痛、肩こり、鼻づまりにも | 美BEAUTE(ビボーテ)
友人がミニマリストだった時に、贈り物をしないという選択もあると思うのですが、何かを贈りたい場面もありますよね。
ミニマリストブロガーさんと初めてお会いする時などにどんなものをお渡ししようか迷ったりします。(その時間も楽しいけれど。)(最近って初めて顔合わせするまえにネットでやりとりしてから会うことの方が多いから、好きなものを読み取る材料があるのが嬉しい。)
今後のプレゼント選びの物差しになるかなと思って、自分がいただいてとても嬉しかったものを振り返ってみました。
もらってとても嬉しかったもの
1.消えもの(食べ物以外編)
ハンドクリーム(無臭)
香りのするものは好き嫌いがあるけれど、無臭だとどんな人にも喜ばれると思います。
職場を退職した同僚が最後の日にくれました。
「苦手な香りあるって言ってたから無臭にしたよ」って言ってくれました。
私個人へのオリジナルにカスタマイズしてくれた贈り物だったんだなというのが伝わってきて、その想いやりが本当に嬉しかったです。
スタバのドリンクチケットのギフト
これをいただいた時にはそのお心遣いに本当に心温かくなりました。
好きな飲み物を選べるのがまたありがたい。誕生日にスタバでこのチケットを使って、読書しました。嬉しかったなぁ。
実物としての食べ物・飲み物でないので、好きなタイミングで使えるのもありがたかったです。
2.消えもの(食べ物・飲み物編)
・紅茶
コーヒーより紅茶派なのですが、そのことを知ってくれていて紅茶をいただくことがあるのですが、これが本当に嬉しい…
いろんな茶葉を試してみたいけれどメーカーも茶葉の種類も無限に思えるほどたくさんあるので、知らなかった味に出会わせてくれるのは本当に嬉しい。
・桃
全食物の中でトップ5に入る大好きなもの、桃。
これはプレゼントというくくりとは少し違うのですが、夏に実家に帰ると必ず桃を冷やしてくれています。
シャンディガフが好きなので、ビールとジンジャーエールも必ず冷やしておいてくれています。スーパーにいる時に、帰ってくることを意識して買い物してくれてるんだなぁと実感して嬉しいです。
・ジャム類
朝食はパンとヨーグルト、いつもはハチミツを常備していますがジャムをいただいた時には飛び上がるくらい喜んでジャムを食します。
変わり種な味もスタンダードな味も、何をもらってもめっちゃくちゃ嬉しいです。
・だし
だし大好き。だしをもらうと料理する気が起きる。
3.not消えもの編
・本
(これはプレゼントではなくて、貸してくれるものとしての感想だけど)
「この本、絶対好きだと思うから読んでみて」って実用書やエッセイや旅日記などを貸してくれるとすごく嬉しいです。
自分を知ってくれている人が、性格とか嗜好を加味してセレクトしてくれるってなんて贅沢なんだろう。
読んでみると声に出して笑うほどドンピシャに好きだったり、意外な出会いをさせてくれて人生の軌道が少し変わったりします。本当に嬉しいものです。
・手ぬぐい
キッチンの手拭きに手ぬぐいを使っています。傷んできたら小さく切ってウエスにしています。
また、実用だけでなく観賞用としても活躍していて、大好きな柄のものは額装したりしています。
なのでかわいい手ぬぐいはいくあっても嬉しいもの。いただいた時、とても嬉しかったなぁ。
いつか使い切るという意味合いで、これは半消えものなのかもしれない。
・靴下
靴下が大好きです。真っ赤、真っ青、からし色、柄物…色んな靴下でコーディネートを楽しみたいです。
靴下もいつか消耗するものなので、「半消えもの」かな。
夫がお土産にたまにくれるのですが、何らかのコーディネートに組み込めるのでとても嬉しい。もっこもこの靴下だと家であたたかく履けるのでそれもまた嬉しい。
4.体験
・クルージングチケット
www.minimalistbiyori.com結婚式の二次会のビンゴで当たったもの。
自分ではやらなかったであろうことを体験させてくれるのは嬉しいです。
「自分では買わなかった物(消えものでない)」だと結局使わなかった…申し訳ない…という事態になることが多いのですが、「体験」となると「おもしろそう!」とてもワクワクします。人生の幅を広げてくれる感じがします。(使えなかったものは本当に申し訳ないです…。でも贈り物を選んで贈ってくれたその事実と心がとても嬉しい。)
思うに、「物」は日々使ってこそなので「日常に溶け込む」必要があり、生活スタイルや好みによってどうしても日常に溶け込めないものも個々人にはあって、そういうものは結局使えずに終わってしまうのではないかなと。
反対に体験は「非日常」なので、日常の隙間にいくらでも差し込める自由度があると思うのです。
「消えもの」「非日常」「相手の好きなものをイメージする」
これがキーワードなのかなと思います。
贈りものに迷った時に思い出そうと思います。
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↓体験を贈りたいなという話。
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↓靴下の話
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