買ったり借りたり手放したりして、毎月本棚の本は増えたり減ったりを繰り返しています。
ここ最近は読む時間がなくて積ん読が増えていくばかりだけれども。
今はじっくり読む間がないのだけれど、「今月はこんな本を手に取った」ということをメモしておくだけでも 、あとで読書する時間ができた時にワクワクしていいかなと思い、書き付けておくことにします。
今月我が家にやってきた本たち
高校時代からの友人と会いました。
お互いにロシア旅行に行ってみたいと思っていたことがわかり、盛り上がりました。
ロシア文化に触れられる(?)本をいくつか貸してくれました。
旅のエッセイやその国の文化を知れる本を読んでから、聖地巡礼的に旅するのが好きなので、貸してくれた本のタイトルを見ただけで叫び出したいくらい興奮しました。笑
言葉の成り立ちっておもしろい。『声に出して読みづらいロシア人』
これ本当におもしろくて。
ロシア人の名前の響きっておもしろいですよね。学生時代の歴史の時間に「ポチョムキン」の名前でひと盛り上がりしませんでしたか?
「スヴィドリガイロフ」「サルトゥイコフ=シチェドリン」「ショスタコーヴィチ」…
ここに登場する名前は本当に本当に発音しずらくて。笑
帰りのバスで本を開きながら自分にしか聞こえないくらいの声で発音してみたのですが、見事に舌がこんがらがって、思わず声に出してくすっと笑ってしまいました。
↑親日家の小説家、アクーニンさんの名前の由来は日本語の「悪人」だそうです。そんな冗談みたいなことあるの?!
特に好きなエピソードがこの「メドベージェフ」
クマを意味する「メドヴェーチ」、これは蜂蜜を食べるやるという意味になるそうです。
クマの多いロシアでは恐るべき存在らしく、声に出すのもはばかられるほどなので「ほら、あの蜂蜜を食ってるやつさ」と言っていたら、この呼び方が定着したそうです。
なんかその辺の「忌み言葉」の発想とか、日本語と似ているなぁ、と思います。
ハリーポッターにも「名前を声に出してはいけないあの人」っていたよね。
言葉の成り立ちっておもしろいなぁ。
今すぐチケットを手配したくなる。『ぬくもり雑貨いっぱいのロシアへ』
ロシアと聞いて連想する、あの赤と白の繊細微妙な文様にやけに惹かれます。
この本は美麗な写真がとにかくいっぱいで、眺めているだけで今すぐチケットを手配したくなります。
旅行
この文、ああ心躍る。
メインイベントは夜中の1時半。
ネヴァ川の跳ね橋がすべて上がる様子を見られます。跳ね上がった橋の下を、いくつもの大きな船が待ち構えていたかのように一斉にくぐっていく様は一軒の価値ありです。
春を超先取り。『ちひろ春の画集』
先日、安曇野のちひろ美術館に行きました。
水彩の美しさに心奪われて、何か一つ持ち帰りたいと思いました。引き出しに入れておいて、たまに取り出して大事に眺めるようなものを、と。
季節ごとの画集があったのですが、これから冬だから自分の心を勇気づけるために春を超先取りすることにしました。
春は花の絵が多く、ページを開くだけでほっと心が癒されます。
ああ、春…遠いなあ。
靴の裏で雪が溶けて、光の感じが変わっていき、空気はまだまだ冷たいけれどもう春が目前だと思うと頑張れる3月中旬のあの感じ。早くそこに身を置きたいなぁ。
雪も降る前から春を待ちわびるのは気が早すぎるけれど、冬を乗り越えるためのモチベーションであり希望の光です。春というのは。
ところで、冬が苦手だ苦手だと言っているけれど、昨日ふと思ったことが。
クリスマスまでの間、カフェなどで流れるクリスマスソングのジャズを聴くのが好きだなと気づきました。クリスマスと年末がいっぺんにやってくる12月末が好きで、それを待ちわびる時は「冬も悪くないなぁ」と思うのです。こんな風にして、冬の楽しみをひとつひとつ見つけていきたいです。
おわり。
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