先日、手放して後悔したもの・買いなおしたものについて振り返りましたが…
今日は手放してよかったなと思うものを振り返ってみることにしました。
暮らしに必要なものは家庭それぞれ、人それぞれ。
あくまで現時点での我が家の場合ですが、これらのものを手放して日々の生活がぐっと楽になりました。
何かを手放すか否か悩んでいる人に、何かお役に立てたらいいなと思ってまとめてみます。
- ミニマリストが断捨離してよかったと思うものTOP5【大型家具・家電版】
- ベッドを手放して空間と時間が手に入った
- ソファを手放したら、くつろぎの発想が広がった
- ダイニングセットを手放して、気楽に床掃除に取りかかれるようになった
- 本棚を中身を整理したら、本棚自体を手放せた
- 使用頻度に対して大きくて掃除の手間がかかりすぎていた。だからテレビを手放した。
- 必要なものは家庭それぞれ、人それぞれ
ベッドを手放して空間と時間が手に入った
マットレスをカビさせてしまったのは私です。はい、ごめんなさい…。
こまめにマットレスを立てかけて風を通す…その「こまめに」ができませんでした…。
カビまみれのマットレスの上で眠ることがストレスでした。しかし、買い換えてもまたダメにしそうだと思いました。
また、スペースの問題もあります。
ベッドがあるとその部屋は寝室としてしか使えませんが、布団だと畳めばフリースペースとして仕えます。
部屋の数が多くないので、一つの部屋を極力多用途に使いたいです。そこで、折りたたみマットレス+寝袋「オフトン」を寝具としました。
ベッドの掃除が必要でなくなったこと、
マットレスのメンテナンスが必要でなくなったこと、
部屋が広々使えるようになったことで、スペースと時間を手に入れることができたので、手放してよかったものNo.1だと感じています。
ソファを手放したら、くつろぎの発想が広がった
ソファを持っていた頃、リビングは6畳あってその隣の和室も6畳あるのに、ソファの上でしかくつろいでいませんでした。
夫も私もひとつのソファに座って、お互い体半分をはみ出しながらよく寝てたっけ。
しかも夫はソファで寝入ってしまうことが多く、一度寝るとどれだけ読んでも起きません。そのまま朝までソファで寝てしまうことも多かったです。
ソファがあった時は、まるでそこしかくつろぎのスペースはないかのように思い込んで、畳の存在を忘れて暮らしていました。
ソファがなくなったことで、部屋全体を使ってくつろぐようになりました。
ダイニングチェア兼イージーチェアのサンセットチェアでくつろいだり、和室の畳の上でゴロゴロしたり、折りたたみマットレスを背もたれにして簡易ソファ的に使ってみたり。
発想を変えれば、なんでもソファ的な意味合いで使えたのです。手放したことでそのことに気づきました。
部屋中を使ってくつろぐようになったので、くつろぎスペースが広がりました。
そして、ソファの掃除が必要でなくなったのが何より嬉しいことでした。
背もたれの丸棒が何本も連続しているデザインだったので、丸棒一本一本を拭きあげるのがかなり面倒でした。そして背と座のウレタンをたまに立てかけたり、カバーにコロコロをかけて掃除するのも結構大掛かりで…。
その手間がなくなって、生活における自由時間が増えたことが嬉しいです。
ダイニングセットを手放して、気楽に床掃除に取りかかれるようになった
椅子好きゆえに、かつてはいろんなデザインの椅子を持っていました。
2人暮らしのなのに椅子5脚は持っていたはず。
椅子の掃除が億劫だっただけでなく、毎日の床の掃除機かけがとてつもなく面倒に感じていました。
椅子を引いて掃除機をかけ、椅子を戻して掃除機をかけ、椅子の足裏のフェルトが剥がれているのに気づいて貼り替え…
掃除機をかけるだけで何分もかかっていました。
手放してからは、ほとんど何も動かさなくてもスイーッと掃除機をかけられるので、掃除機かけがぐっと楽になりました。
本棚を中身を整理したら、本棚自体を手放せた
防災という視点をもって部屋を見渡した時に、危険な家具が結構あることに気づいて愕然としました。
我が家で最も危険だったのは本棚。それ自体が重くて、大人二人でも動かすのが大変です。これが倒れてきたらと思うと恐ろしい。通路をふさいでしまうし、中に大事なものを入れているから本棚を起こしあげないと中のものが取り出せません。
壁と本棚を固定するなど、持ち家ならばとれる対策も結構あるのですが、
賃貸なので壁に穴も開けられないし、突っ張り棒を使うには高さが低すぎて天井との距離がありすぎました。
本棚を置くにしても防災対策を施せる仕様のものがいいなと思いました。しかし、そもそも本棚を買い換える必要ってあるのかな?
「この中身は本当に必要なもの?」そんな視点で中身の見直しをしてみたら随分物量が減り、押入れに全てしまえたので、本棚は持ち家の友人に譲りました。
使用頻度に対して大きくて掃除の手間がかかりすぎていた。だからテレビを手放した。
夫婦共々ほとんどテレビを見る習慣がなく、朝のニュースを見るくらい。
使用頻度の割に画面が大きく、テレビの裏側の掃除をしようと思っても手が届かないので、いつもほこりがたまりがちなのが気になっていました。
もっと小さい画面でいいなぁ、手入れしやすいようにサイズダウンしたいなぁと感じていました。
調べてみると、テレビチューナーをつなげばPCでテレビを見られるとのこと。
macbookで見ることにして、テレビは手放しました。
部屋がぐっと広くなり、部屋の隅々まで掃除がしやすくなりました。
必要なものは家庭それぞれ、人それぞれ
ものを一つ増やすと、利便性が増す。
例えば、ソファがあることでくつろぎ感は手にできるけれど、その代わりものの掃除・メンテナンスという手間がかかり、自由に使えるスペースと時間が減る。
「利便性」と「手間・スペース・時間」を天秤にかけて、利便性をとりたいと思えばそちらを選べばいいし、スペースと時間を手に入れたいなら手放せばいい。
また、体のこともある。腰痛があったり膝に痛みがあったりするなどの理由で、床座が難しい場合もある。
必要なものは家庭それぞれ違うもの。
それぞれの暮らし方に合わせて選択するののが一番です。
また時間が経てば暮らし方も変わるし、必要なものも変わっていくのだろうと思います。
現時点での我が家の場合は、これらのものを手放して暮らしが楽になりました。
ほんの一例ですが、何かを手放すか否か悩んでいる人(それは過去の自分でもある)に、少しでもお役に立てたらいいなと思います。
おわり。
==断捨離したい時に読みたい、ブログテーマ3選==
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