このブログでも何度も書いているような気がするけれど、私は夏が好きです。

冬が終わって夏に向かっていく季節は全部好きです。

冬の終わり、足元で雪が溶けていく時ワクワクする。ようやく春が来るのかと。

春、空気は冷え冷えしてるけど日差しが暖かで、陽の光を浴びるとなんて幸せなんだろうと思う。

初夏は最高、木漏れ日が机の上を揺れるのを見るとそれだけで幸福感でいっぱいになる。

梅雨もいい。じめじめしてるけど、これが明けたらいよいよ夏本番かと思うと楽しみでしょうがない。

祇園祭の頃に梅雨が明けて夏の本番が到来するのは一番最高だ。いよいよ夏!今年は海に行けるかな。花火したいな。夏の夕暮れに散歩したいな。

真夏にしんと静かなお寺の庭でぼうっとするのもまたいい。

夏の終わりに、雲の感じが変わってきて寂しく思うのもいい。

 

秋instagram@ofumi_3

 

でも、夏が終わって冬に向かっていくその季節の楽しみ方がわからない。

寂しくて、悲しくてしょうがない気持ちでいっぱいになる。

秋冬ってどうやって楽しめばいいんだろう?1年後まで夏が来ないのに。

それを楽しみに待つには秋冬は長すぎる。

秋冬自体を楽しむ方法を見つけたいです。

 

 

秋冬の楽しみ方を教えてほしい。

今まで、秋冬といえば味覚で楽しんできました。

サンマと熱燗、焼き牡蠣とビール、白子ポン酢と冷酒。

お酒と季節のうまいもん、それを口に運ぶ幸せで秋冬を楽しんできたのですが、

夏に胃腸炎になってからまだ回復しきっていなくて、もう2ヶ月近くお酒を口にしていません。

生魚もまだ食べられそうにない。

お酒と魚介類を封じられたら、私は一体何を楽しみに秋冬を過ごしていけばいいのか、さっぱりわからないのです。 

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寒いからこそ、なことを思い出そう。

寒いからこそ冬の温泉は最高。そうだそうだ、寒いからいいんだよね。温泉行こう。

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紅葉。そうだそうだ、常夏の街じゃないから紅葉を楽しめるんだよね。紅葉の頃に京都帰ろう。

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部屋をあったかくぬっくぬくにして、暖かい飲み物を淹れて、手帳を開こう。部屋をあたたかな隠れ家みたいにするのだ。いいねいいね。そこで本読んだり映画見たりしよう。

 

秋冬の描写が美しい小説をたくさん読むのもいい。そういう描写を見ると、聖地巡礼したくなるから秋冬の街を歩くきっかけになる。

そういえば、京都にいた時は毎年冬になると『太陽の塔 (森見登美彦)』を読んでいたっけな。心臓をきゅっとつかむような、あの京都を吹き渡る12月の風を感じられて、自分が百万遍の交差点を横断しているような気持ちになるのだ。

そういう小説を読むのはきっと素敵な気持ちになるだろう。

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

 

 

とにかく胃を回復させて、お酒と食べ物にありつこう。

体調回復のために、よく寝てたまに体動かして、健康に気を遣っていこう。

 

秋冬が好きな人に、楽しみ方を教えてほしい。

春夏が好きな人にも、秋冬にどう楽しみを見つけてやっていってるのか教えてほしい。

そんなことを思う秋の夕暮れなのでした。おわり。

 

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