昨日は夫とフェスに行くつもりだったのだけど、雨風が強いようだったので急きょ映画観賞に予定変更。
ずっと観たかったムーンライトを滑り込み観賞して来ました。
あらすじ
シャロン(アレックス・ヒバート)は、学校では“リトル”というあだ名でいじめられている内気な性格の男の子。ある日、いつものようにいじめっ子たちに追いかけられ廃墟まで追い詰められると、それを見ていたフアン(マハーシャラ・アリ)に助けられる。フアンは、何も話をしてくれないシャロンを恋人のテレサ(ジャネール・モネイ)の元に連れて帰る。その後も何かとシャロンを気にかけるようになり、シャロンもフアンに心を開いていく。ある日、海で泳ぎ方を教えてもらいながら、フアンから「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな」と生き方を教わり、彼を父親代わりのように感じはじめる。家に帰っても行き場のないシャロンにとって、フアンと、男友達ケヴィンだけが、心許せる唯一の“友達”だった。
以下、少しのネタバレあり感想
同じ世界線で同じ時代に、生まれる場所が違うだけで
異世界でもパラレルワールドでもなく、同じ世界線で同じ時代に、生まれる場所が違えば、
自分も夫も目の前のあなたも、誰もが主人公のシャロンのような環境で生きていた可能性があると思うと衝撃を受ける。
フアンは自分が売るヤクでヤク中になっているシャロンの母を育児放棄だと叱りたいけれど、自分の生業はこういうことの積み重ねで成り立っていると思い知る。
自分の仕事が人の不幸の上に成り立っているというのは辛いね…
シャロンは母親がヤク中であることなどがいじめの原因の一部になっているけれど、シャロンはその母親の仕事で得たお金で育てられているわけで、
因果は連鎖していく。
みんな顔の違いが見分けられなかったのに
これまで黒人さんの顔(というか黒人さんに限らず外国人の顔)の違いが見分けられなくて、
観賞前は「この映画の登場人物を見分けられるかな?」とちょっと不安に思っていました。
が、杞憂でした。
主人公シャロンの友人のケヴィン。
大人になった彼が美しすぎてビックリしました。
みっしり生えた上向きのまつげ、くっきりした二重、ちょっと垂れた眉、唇から吐き出すタバコの煙。
なんて綺麗なんだ。
と見とれているうちに、一人一人の顔が違うことに気づきました。
個性があることを知れた。
次に観たい映画、世界一優雅な野獣
セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣
映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』公式サイト
ウクライナ出身、19歳で史上最年少の英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニンは、その2年後、人気のピークで電撃退団。そのニュースは国内メディアのみならず、世界中に報道された。
スターダムから自滅の淵へ――様々な噂が飛び交う中、彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲「Take Me To Church」のMVだった。写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはyoutubeで1,800万回以上再生され、ポルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。
<ヌレエフの再来>と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?
観たい…今から楽しみすぎる…
夏までこれを楽しみに生きられる…
名古屋の伏見ミリオン座に行ったのだけれど、こういう映画愛溢れる素敵な映画館が家の近くにあったら最高だなぁと思う。
おわり。
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