熊本・大分の地震から一年が経ちました。
今も仮設住宅で生活されている方もいらっしゃると聞きます。
被害にあわれた方が1日も早く平穏な日常を送れますように。
1日も早い復興を願います。
今日は防災について考えます。
- 一ヶ月で収納の中身を劇的に整理できた方法
- 本棚の整理をしたら、本棚自体が要らなくなるほど整理できた
- 大型家具を手放すメリットとデメリット
- まとめ
本棚の防災対策をしようと考えて、中身を整理するうちに本棚自体必要でなくなったこと
昨年と比較してみて、なくなったもの・増えたものがあります。
一番大きいのは、置き家具としても最も重くてかさばるものであった、観音開きの本棚がなくなったこと。
昨年の時点ではこれの耐震対策をどうするかに頭を悩ませていました。
高さが胸くらいなので、天井から突っ張り棒を立てるにも距離がありすぎて目立ってしまうし、
L型の壁に固定する金具は、賃貸暮らしなので取り付けは難しいです。
観音開きなので扉を開かないように器具を取り付けるのもどうしたものか…と思っていました。
対策をする前に中身を整理しようと思いました。
一ヶ月で収納の中身を劇的に整理できた方法
『ミニマリストの部屋づくり』でも紹介した方法なのですが、
本棚の中身をまずは全て出します。
その際に、ゴミ袋を4枚用意します。
1.要らないもの/可燃ゴミ袋
2.要らないもの/不燃ゴミ袋
3.保留/可燃ゴミ袋
4.保留/不燃ゴミ袋
5.必要なもの
持ち物を全て上の5つに分類をします。
5の絶対に捨ててはいけないと分かっているものは袋に入れずに、まずは床に置きます。
そして全てのものを出し終えて空っぽになった棚に、5の捨ててはいけないものを戻します。
この時、棚の中は空きスペースがたっぷりある状態だと思います。
そして、3と4の「保留」のものについては、一ヶ月かけて捨てるか否かを判断していきます。
※この期間は直近のスケジュールに合わせて自由に変えてみるといいと思います。
引越しが2ヶ月後だから2ヶ月間で、2週間後に来客があるから2週間で、など。
ただ、例えば3日等とあまりにも期日が近いと納得して手放すことが難しいかもしれません。
「一ヶ月も思い出さなかったしなぁ」という納得感が得られないと思います。
自分なりに区切りがつく期間(ワンシーズンとして3ヶ月で区切る、など)を設定するのがいいと思います。
私の場合は、部屋の床にゴミ袋がいくつも置いてある状況も一ヶ月くらいなら耐えらえれるし、一ヶ月使わなければ今後も必要性が低そうだと判断して期間を決めました。
一ヶ月間の間にそのものが必要だと思ったら取り出して使って棚に戻します。
自分の場合、その期間中はゴミ袋の整理をすることはOKというルールにしていました。
2日に一回くらいのペースで中身を見直して、捨ててはいけないなーと思ったら戻していきました。
一ヶ月後にゴミ袋を処分します。
期間中に一度も存在を思い出さなかったもの・必要な場面がなかったものは、そのままゴミ袋の口を閉めて捨てます。
捨てる段になってから、不燃と可燃に分類し始めると判断が揺らいでしまうので、
はじめにゴミ袋で分類を済ませておくのがコツです。
なのではじめに可燃と不燃の袋に分けています。
詳しくはこの書籍にも書いています。お手にとってみていただけると喜びます^ ^
本棚の整理をしたら、本棚自体が要らなくなるほど整理できた
1年前にこの方法で棚の整理をしたところ、中身が1/3になりました。
こんなに空きスペースがあるなら、こんな大きな本棚に入れておく必要もないのでは?
もしかしたら、押入の空きスペースに収めきれるのでは?と思い立ち、
押入のものの置き方を見直して生まれた空きスペースに、本棚にあったものを収めることができました。
おかげで本棚が空っぽになりました。
このまま空の収納を部屋に置いておけば、自然といろんなものが集まってきてまた満杯になるだろうと予想できました。
過去の経験から、空いたスペースにはどうしても物が入り込んでくるということはわかっていました。
しかし本棚を手放して大丈夫なものかな?どんなメリットがあるかな?と考えてみました。
大型家具を手放すメリットとデメリット
メリット
本棚を手放せば、引っ越しの時にかさばらない。
夫と二人で持ち上げられないくらい重たいものだったので、二人で動かせないものがたくさんあるのも考えものだなと思っていました。
大人の男性二人で運ぶことが必要な家財道具は、冷蔵庫と洗濯機の2つだけにできればな…という思いがあります。
そして、大型家具を手放すということは、有事の際に凶器になるものをひとつ減らせるということ。
この棚の中に通帳やその他の大事なものを収納していましたが、夫と私の二人で持ち上げられない棚なので、もし地震などがあったときに本棚が倒れてきたら、中身を取り出すことができません。
倒れてきた時に怪我をする可能性もあります。
部屋の家財道具を、自力で起こせるサイズ・重さのものにしておけば、何かあった際にも現状復帰がしやすいはず。
そして当然のことですが、大型家具がなくなるということは、そのものの防災対策も必要なくなります。
日々の掃除も楽になります。
デメリット
デメリットとしては、収納スペースが減ること。
しかし、それによって収納スペースがなければ早め早めにものを見直しして、持ち物をいつも身軽な量にキープしやすいというメリットもあります。
これらのことを考えた結果、本棚は手放すことにしました。
知り合いに声をかけて、欲しいと言ってくれる友人がいたので譲りました。
ちなみに友人宅は持ち家で引越しの予定もないので、壁に穴も開けることができ、耐震対策を取ることができます。
賃貸の我が家では壁に穴を開けられないために耐震対策をとることができませんでしたが、
同じものでも、賃貸か持ち家かどうかなど各家庭の事情によって、凶器になるか否かは変わってくると思います。
before
after
まとめ
本棚に限らず、収納スペースの中身をがっつり整理したい時におすすめの方法です。
ぜひ試してみてください。
命よりも大切なものってないと思います。
凶器になるものを減らし、命を守るためのものを持つようにしたいです。
まだまだ勉強中ですが、防災という目線をもって部屋を見直す癖をつけたいと思っています。
自分にできることを考えると、防災について備えることと、義援金を送ること。
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