夫はわたしよりずっとおしゃれというものが好きな人だ。
何事においても保守的でないし、レストランに行っても必ず毎回新しいメニューに手を出す。
一度おいしいと思ったら繰り返し繰り返し同じメニューを頼むわたしとは正反対だな、といつも思う。
そんな人なので、おしゃれに対してもいつも新しいものを取り入れようとしている。
わたしなら一生袖を通せないであろう、不思議な切り替えが入ったシャツを選んだりする。
でもそんな新しもの好きの夫なりに、季節ごとに私服を制服化しているみたい。
1週間のうちに休みは2日しかないしね、と言う。
その気温が続く間はアウターは1着あれば必要十分かなとうことで、春は薄手のロングチェスター1着に絞ったらしい。
(雪国の春はもっとずっと先だから、これを着るのは京都や東京やあたたかい街へ行った時になるのだけど。)
夫の服の中で好きなものを描いてみようと思って試してみた。
外国人男性を描きたいという願望と混ざり合って現実の夫とは違う人物が出来上がってしまった。
(実際の夫は手帳下部のこういう雰囲気なので)
夫の私服の制服(春)
ロングチェスターコート
(FACETASM)
薄手なので、下に何を重ねるかで温度調節を。
寒ければニットを着込んでもいいし、暖かくなればシャツ1枚の上に羽織ればいい。
床につきそうなくらいのロングチェスターって、女性が着ているのはよく見かけるけど男性ではほぼ見かけたことがないかも。ちなみに肩幅が広くて身長が近いため私も着られるのが嬉しい。
黒デニム
(ACNE STUDIOS)
わたしはスーツの男性を見ると「美しい…」と思ってしまうのだけど、
これはMBさんが言う「カジュアル」と「ドレス」のバランスがドレスに大きく振れているからぐっとくるのだと思う。
ドレッシーであればあるほど惹かれる傾向にある。(わたしの場合)
高校生の時に「私服校で恋愛が生まれにくいのは、制服がないからじゃないか?カジュアルに寄りすぎているからじゃないか?!」という話を友人と延々したこともあったっけ。
ドレス要素を求めているんだと思う。無意識に。
で、細身の黒のパンツというのは、ジーンズや太めのパンツに比べてドレス感が増して、
視界に入った時に「あ、いいな」と思わせられてしまう。
このパンツを履いているのが一番好きな格好だな。
シャツ(FACETASM)は思わぬところに切り替えが入っている。
おもしろいの着るなーと感心する。
自分にはない感覚をもっているんだな、それをどんどん弾けさせていてくれたらいいなと思う。
おわり。
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