今月は休みの日=外に出かける、という日々でした。
ほぼ毎朝の日課で、頭の中に浮かんだことを吐き出すようにひたすら文章にする「モーニングページ」をしていますが、
出かける日々が続くと、モーニングページという習慣がごっそり抜け落ちてしまいました。
出かけた分だけ体力を消耗して、仕事の日まで疲れを持ち越してしまって仕事から帰って来たら休養にあてたり、
すると日常を通常モードに復帰させるまでの間も生活リズムが崩れてしまって、朝起きる時間が遅くなったりします。
そうすると生活における優先順位が低いことはついつい後回しに…
しかし、私はどうやら文章にして自分の考えを整理するタイプの人間のようで、この作業をしないとちょっとした不安も大事に思えてしまって。
久々にPCを開いて考えを文字にしてみるとそんなに大事じゃないと気づけて、頭がスッキリしました。
モーニングページは優先順位が低くない。むしろかなり高い事柄なのだ。
自分の考えを書き出すという時間が自分にとって大切なのかを実感しました。
悩み事を脳内にとどめておくと不安が肥大化する
考え事をする方法って人それぞれだと思います。
夫は全く文章に書き出したりしないタイプ。
頭の中で熟成させて、話しながら考えをまとめていくタイプの模様。
私はというと、文章に書き出して初めて考えを整理できるタイプのようで。
頭の中で考えをまとめられないのです。
ちょっとした心配事は、書き出すとすぐにスッキリして対策を考える気になってくるのに、
書き出さずに脳内にとどめておくと、際限なく肥大化して大事のように思えてくるのです。
数日ぶりにPCを開いてメモ帳に考えをダバーッと吐き出したら、
泉が湧くように次々と書きたいテーマが去来して、
指先から吐き出せば吐き出すほど脳みそがクリアになっていくような感覚を味わいました。
多分わたしにとって書くことは排泄に近いくらい大事な行為なのだと思う
多分、わたしにとって書くことは「排泄」に近いくらい大事な行為なのだと思う。食べて飲んで、そのまま止めていては健康を害するように、ちゃんと排泄することが必要。
体と同じように、外界の刺激をインプットしたら何かしらの形で外に出さないと、安定した気持ちで暮らせないのだと思う。
自分にとって排泄と同じくらい毎日必要な行為だと気づけたから、
これからは「騙されたと思って毎朝文章を書く時間を設けよう」と思います。
忙しいからって後回しにしない。
自分にとってはトイレに行くことと同じくらい、健康のために必要なことなのだ。
書くことは時間対精神的効果がとても高い。
書くだけで高揚したり傷ついたり興奮した心もフラットにならされて、安定した状態に戻っていける。
自分という人間の生活をうまく回していくための秘訣とか公式を見つけると嬉しくなる。
「書くことが自分を安定させる」と気づけた。
また一つ見つけられて嬉しいな。
ところで、先日おすすめの本を選んで推薦コメント書き添えるということをしたのですが、
自分が小説を読むのって「作者の人生について見つけたこと、捉え方、生きていく上で個人的に信じている公式や秘訣」みたいなものが垣間見えるのが好きだからなんだよな、ということを改めて思いました。
人のブログやTwitterを覗くのが好きなのも、それが見たいからなんだなと思います。
自分の生活をうまく回していくための公式、見つけたいな。アハ体験って感じなんですよね。
おわり。
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