この記事を読んで、上野っていう街を見てみたいと思って行ってきた。
ここに書いてあるものを見たい、それだけの理由でふらりと東京行きを決めた。
そういう旅は初めてだった。
上野は大阪に似ているらしい。
大阪に3年ほど住んでいた友人と一緒に上野を歩いた。
友人は「なんかこの街、大阪に似てる。」と言った。

歌舞伎町の代わりに「渋々」住み始めたくせに「上野、ええやんけ」という気分になってくる。
上野が、僕の生まれ故郷である大阪の下町に似ていることもあるかも知れない。人なつっこいオッサンが多い所や、ゴチャゴチャしている所なんかはすごく似ている。
大阪から出張でやってきた地元の友人を迎えるために、上野で待ち合わせをしてアメ横なんかを案内しつつ
「な、大阪に雰囲気似てへん? 落ち着くやろ?」と言ったら
「確かに似てるけど、大阪から来た人間を大阪に似てる場所に連れて行ってどないすんねん」と返されて「確かに」と思った。
どうやら本当に上野は大阪に似ているらしい。
雑多な感じ、通りの大きさ、お店の感じ、なんかそういうものが似ているらしい。
行ってみたかった上野公園へ。
晴れた日の公園が好きだ。
たぶん、自分にとってのセロトニンの出る時間っていうのが、日光浴している時なのだと思う。
小学校一年生の遠足で、原っぱでレジャーシートを広げてクラス全員で輪になって、日が照ってぽかぽか陽気の中でお弁当を食べたあの感覚が幸せのベースなのだと思う。
屋台の間を眩しいくらいに西日がさして、ずんずん歩いてお寺に向かった。

おみくじを引いたら小吉だった。
帰り道、鳩の大群が頭上を飛び回る。フンを落とすのをみて恐れおののき、全力で走り抜けた。
そして「あまちゃん」を観てからずっと行ってみたかったアメ横のあそこへ。

アキちゃんが岩手から東京へ出てきた時、ユイちゃんが来ないことがわかって水タクに冷たく扱われていたシーンや、オーディションに受かって水タクがアキちゃんを抱きしめるシーンを思い出したりして感慨深いものがあった。
ああ、あまちゃん大好き。もう一回観たい。水ハグシーン。
明るい昼間から軒先に椅子を並べてお酒を提供する店があちこちにあったりするのだけど、友達と上野で遊ぶときなんかは、「まあまあ。まあ、とりあえず一杯引っ掛けながら何するか考えようぜ」というのが成立するので大変便利である。
結局長居してベロベロに酔っぱらって「今日は何しに上野に来たんだっけ」ってなるのだけど。
これが一番やりたかった。
寒かったので囲いのあるお店に入って、あたたかい熱燗とお刺身とあん肝ポン酢!

上野、ええやんけ。
次の日の朝は、フィッシュマンズの『宇宙 日本 世田谷』のその空気がどんなふうなのか知りたくて世田谷を歩く。
静かな住宅街なのに、歩いていて寂しい街と多幸感溢れるなと感じる街があるのはなぜなんだろう?どういう違いがあるんだろう?

ぽかぽかあたたかい日が差す道を歩いて、真冬にこんなに日光浴できて幸せを感じた。
武蔵小山をぶらぶらして、

林試の森公園へ。

夫が夢に見たというので、この目でどんな公園なのか見てみたかったのだ。
人がまばらであたたかなのにどこか寂しさがあった。
夢に出てきそうなところだなと思った。
帰りにウクレレを買って帰った。
「習慣化したいことリスト」で書いたように、ウクレレソロ弾きにチャレンジするのだ。
▶︎「習慣化したいことリスト」は理想の状態と行動目標をセットで考える。
帰り道はちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』『マーケット感覚を身につけよう』を読んでたら数時間あっという間に経った。
そんな東京旅。
どんより白くてぶ厚い雪雲の日々から、切り取られたような明るい冬の2日間。楽しい時間だった。おわり。
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