寝袋で寝ています。
というと驚かれますが、スノーピークの「オフトン」で寝ています。
==2018.11.19追記==
先日雑誌の取材に来てくださった際に、ライターさんとカメラマンさんに「寝袋で寝ている」とお話したら、ずいぶん驚かれていました。
寝袋で寝始めて2年以上経ち、自分たち夫婦にとっては当たり前になっていました。
そうか、夫婦で寝袋で寝てるのは珍しいよな…と気付いたので、改めて紹介します。
もともとは折りたたみマットレス+敷布団+毛布+掛け布団を使っていました。
いまは一年通して寝袋で寝ています。
(真夏の最も暑いときだけはタオルケットですが、それもほんの数週間。)
アウトドアで使う寝袋が快適なので、普段も使ってみたらどうかな?と思ったのがきっかけ。
軽くて毎日の寝具をたたむ作業が楽なのと、使わないときにコンパクトにしまえること、丸洗いできるところが気に入っています。
それ以上に嬉しかったのが、冬場の睡眠環境が改善されたことです。
スノーピークのオフトンを愛用
スノーピークの「オフトン」を使っています。
(↓のものは今は欠品中のようですね。廃盤なのかな?)
↓こちらが対応の下限温度5度の現行品かな。オフトンワイド BD-103。
幅が掛け布団:105cm、敷布団:110cmあります。
(対応温度がいろいろあります。各家庭の冬場の最低気温を調べてみて選ぶのがいいと思います。)
寝袋選びのポイント:足の曲げ伸ばし・寝返りを楽にできるか
マミー型ではなく封筒型を選んだので、足を伸ばしたり曲げたり寝返りも楽にできます。
その名の通りお布団みたいな寝心地。
わたしたちの場合、屋外にテントを張ってその中で寝るわけではなく、
あくまで室内で日常使いの寝具として検討していたので、そこまでシビアに温度を保つ必要がありません。
なので、寝やすさとして足を曲げたり伸ばしたりできることを重視しました。
マミー型(みのむしみたいな形のものね)を試したのですが、
足が曲げにくいのが苦痛で、毎日これで寝るのは無理だと悟りました。
なので封筒型を選びました。
このオフトンは横幅80cmで、普通のシングル布団で寝ている感覚で使えます。
サイドが閉じている分ちょっとスリムかな。
でもわたしたち夫婦は、寝返りを打ちにくいということは感じていません。のびのび寝てます。
寝袋選びのポイント2:丸洗いできるか
寝袋というと、大きく分けて羽毛と化繊があります。
我が家では、羽毛ではなく化繊のものを選びました。
羽毛は洗い方にコツがいるので、慣れるまで難しいということをアウトドアショップの店員さんに聞いたため、
丸洗いしたい旨を相談し、化繊タイプにしました。
化繊タイプは型崩れしにくいという特徴があるためです。
↓寝袋選びの際に、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
ダウンと化繊の寝袋の洗濯方法 - 寝袋・シュラフのプロが極秘で教える『失敗しない選び方・使い方』
寝袋暮らしのメリット
シーツ洗濯枚数が減った
敷布団・掛け布団があったときには、こまめに洗うシーツの数が多かったのが、
今はマットレスにかけているシーツとまくらカバーだけになりました。
洗濯回数と手間が減ったのが嬉しいです。
たたんだ時にかさばらない
たたむと小ぶりなボストンバッグくらいのサイズになります。
もし引っ越しするとなってもさっと持ち出せるサイズ感が嬉しいです。
↓(冷蔵庫と洗濯機を除いた)持ち物を普通車SUVの後部座席に収まるくらいにしたいと考えている、という話。
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外に持ち出せて多用途
ふらりと旅に出ることが多いので、よく車中泊します。
車でも家でも使えて多用途なところが気に入っています。
最大のメリット:冬場もぬくぬく眠れる
使ってみて最も感激したことは、冬場あたたかいということ。
サイドがファスナーになっているので、冷気が入ってこないのです!
以前、ダブルベッドで寝ていた時は、布団も毛布も一枚のダブルサイズのものを二人で使っていました。
寒くなると寝ながらにして布団の取り合いが勃発し、
明け方に寒くて目がさめる、ということがよくありました。
掛け布団と敷布団の隙間から冷気が入ってくるのが最もつらいのです。
布団時代にもそのことには気づいており、布団と毛布を体の下に挟み込むようにして寝ていましたが、寝返りを打つとずれていってしまうんですよね。
「布団が袋状ならいいな」とうすらぼんやり考えていたことを思い出しました。
布団が袋状…それって寝袋じゃないか、と気づく。
寝袋に各々入るスタイルにしてから、寒さで目が覚めたことがありません。
袋状なので熱が保温されて朝までぬくぬくなのです。
オフトンの間に毛布をサンドイッチしています。
寝袋で寝ると腰が痛くない?
我が家では、畳の上にアイリスオーヤマのマットレスを敷いて、
その上にオフトンを敷いています。
オフトン自体、その名の通り布団のようにふかふかなので、
布団で寝ている時と寝心地は変わらないなというのが感想です。
マットレスを敷いているから、腰が痛くなることもないです。
我が家は畳なので5cmのマットレスを使っても全然体が痛くなりませんが、
フローリングに直に敷く場合はもっと分厚いマットレスにした方がいいのかもしれませんね。
寝袋のデメリット
色が派手なところ。
寝具っぽい真っ白とかとかあればいいのですが。
外で使うことを考えたら白はアウトだものなぁ…車中泊でも使うことを考えたら、シックなブラウンとかグレーだと嬉しいのだけど。
まとめるとデメリットを上回る満足感です。
今年買ってよかったものとしてはNo.1かも。
暮らし方は人それぞれなので合う合わないはあると思いますが、特に寒冷地にお住いの方にはおすすめです。
夏場はどうしてるのか?
いま寒冷地に住んでいるので、夏の夜はぐっと気温が下がってクーラーいらずです。
そんな状態なので真夏も寝袋で寝てました。
ただ、袋状を保ったままにすると少し暑いので、ファスナーをあけて掛け布団と敷布団状態に分けて、掛け布団だけかけて眠ります。
いま住んでいる土地を離れて暑い場所で暮らすことになったら、寝袋はしまって薄手のタオルケットをかぶって眠ることになるのかなと思います。
=2021.06.08追記=
今は寒冷地から引っ越して夏の気温がぐっと高くなったのですが、
夏場は寝ている間に熱中症にならないように、おやすみモードでエアコンをかけています。
なので、寝ている間に半袖のTシャツから出た腕が寒いと感じる瞬間と、暑いと感じる瞬間が交互にやってきます。
シーツを敷いたエアリーマットレスの上に、オフトンの掛け布団のみを被って寝ていますが、ちょうど良いです。
寒すぎず暑すぎず眠れています。
↓寝袋生活については『ミニマリストの部屋づくり』の中で紹介しています。
寝袋の下にはアイリスオーヤマのエアリーマットレスを敷いて寝ています。
エアリーマットレスの中身を洗いました。
エリサさんも寝袋で寝ていらっしゃいますね^ ^
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