「エコな生活」への憧れ

ブログ「エコナセイカツ」を運営されているマキさんの著書『エコな生活』を読みました。

読んでいてビビっときた部分をピックアップします。

1つで何役もこなすものっていいな

マキさんはチタン製の「ののじ」のしゃもじを使っていて、

ご飯をよそう・炒め物のフライ返し・マッシャーとして活用しています。

1つで3役こなしているんですね。

この「いくつもの役割をこなす道具を持つ」という発想にハッとしました。

兼用できるアイテムがひとつあることで、他の2つのアイテムを手放して一本化できるのか!と。

この考えをあらゆる家財道具に当てはめて考えていきたいと思いました。

 

今、食器に当てはめて考え中です。

レンジOKのガラスのカップがあればいろんな用途で使えるな

飯碗・汁椀・ボウルをスタッキングできる食器を一人1セット持てば、引越しの際随分身軽になるな…とか。 

▼「身軽に引っ越せる」ことに何よりの魅力を感じている今日この頃。 

www.minimalistbiyori.com

 

キッチンのボトルを一本化

家中のあらゆる洗剤として使えるパックスナチュロン。

パックスナチュロン 洗濯用液体石けん 詰替用 4000ml

パックスナチュロン 洗濯用液体石けん 詰替用 4000ml

 

マキさんは、キッチンでは小型のボトルひとつに入れて、

ハンドソープ・食器洗い・コンロやシンク洗いとして使っているそうです。

ここでも一つ3役の考え方が登場。

マルチに使えるものがあると、いろんな洗剤のボトルも買い置きも必要なくなるんですね。

 

わたしはすこし前から「マジックソープ」を愛用しているのですが、

これも食器洗い・ハンドソープ・シャンプー・ボディソープ・洗顔などに使えます。

にもかかわらず、我が家ではなぜかキッチンには「食器用洗剤(ヤシの実洗剤)」と「ハンドソープ」をそれぞれ別に置いていました。

形の違うボトルが二つあって、食器を洗うときはこっち、手を洗うときはこっち、あっ間違えた・・・

こんな具合にやっていました。

 

マキさんの本を読んで気づきました。

「あ、マジックソープにすればボトルひとつにして、食器用洗剤とハンドソープとして使えるじゃないか」と。

 

ハンドソープを使い切ったタイミングで、早速マジックソープひとつのボトルに。

 

ところでパックスナチュロンとマジックソープって、使用感の違いはあるのでしょうか。

一度パックスナチュロンを試してみよう。

 

そういえばゴミ出しって大変な作業だ

マキさんは、ゴミを出さないよう暮らしの中で様々な工夫をされています。

約3年前、我が家から1週間に出ていたゴミは、45Lのゴミ袋4袋分!

毎日のゴミ出しやゴミ袋代を考えると、いろんな負担が大きかったと思います。

今は、その半分まで減量することができました。 

そもそものきっかけは、ゴミ出しって大変だな、と感じたこと。各部屋からゴミを集めて袋にまとめ、収集場に持っていく。慌ただしい朝に、ゴミ出しの時間を取られるのはなんともムダだと思ったことが始まりでした。

 

「ゴミ出しって大変だな」

まず、この言葉が目からウロコでした。

確かにゴミ出しって面倒!

でもそれが当たり前だと思っていました。

 

ものを減らし終えたら、今度はゴミを出さないようにしたいと思うようになってきました。

ゴミを出さない工夫について考えた事がなかったので、

暮らしの中で自分でも実践できそうなことをアイデア出ししてみよう。

 

例えば、買い物した時に紙袋をもらわない。

いつでもエコバッグを持参する。

ティッシュよりもウエスを使う。使いやすいように置き場所を工夫する。

・・・今すぐ自分にもできることがありそうです。

  

着心地は同じままに印象をガラッと変えるコーディネート

マキさんは通勤服を色違いで2パターン用意されています。

この発想に脱帽。

着心地は変わらないままに見た目の印象と気分はガラッと変えられる。

思わず叫びました。

「わたしも通勤服でこれをやってみよう!」

楽しんでエコな生活をしたい

マキさんの料理はどれもおいしそうで食欲をそそられます。

おうちで精米、米ぬかもムダにせずパックとして使う、鮭フレークもバターも酵素シロップも手作り、

みかんの皮はみかんピールにして食したり、入浴剤やスプレーとして活用してゴミを出さない工夫をしていらっしゃいます。

「これぞ丁寧な暮らしだな」とため息が出ます。

 

働きながら、そしてお子さんを育てながら、手の込んだ食事を作って、食材を使いまわしながらゴミを出さない工夫をされていて心底尊敬します。

とてつもなくお忙しいと思うのです。

どうすればこんな時間を捻出できるんだろう?と考えてみて、

きっと、食事をつくることも食材を皮まで使い切ることも「楽しんで」やってらっしゃるんじゃないかなと思いました。

 

「やらなければ」だと辛いと思うのです。

「工夫したらゴミになるはずだった部分もこんな風に活用できた!」

「これも自分で作れるんだ!」

という喜びがあるんじゃないかなと思います。

 

憧れるけれど全部は真似できない。

できることから少しづつ、ゴミを出さないエコな生活ができたらと思う。

自分のキャパを見極めながら、少しずつできることを広げていけたらいいな、と思いました。

 

一番に暮らしに取り入れたいのは、バターを手作りすることかなぁ。

生クリームと塩とブレンダーがあればすぐに出来上がるんですね。

バターってこんなに簡単に自宅で作れるんだ。

このバターの作り方紹介ページを眺めていると、

焼きたてのノアレザンに手作りバターを乗せて食べる映像が脳内で勝手に再生されて、お腹が減ってしょうがないです。笑

まずはバター手作りからチャレンジしてみたいです。



新刊『暮らしを見直す10分間』(大和書房)が2024年6月9日に発売になりました!
紙の書籍もKindle版もあります。

片付け本×手帳『おふみさんの捨てログ』(文響社)発売中。
日付フリーなのでいつからでも始められます。

『小さな暮らしは生きやすい』(大和書房)販売中。 紙の書籍もKindle版もあります。

LINEスタンプ発売中