先日、Oggi 7月号でグレーワントーンコーデを見かけて、
シュッとした装いが素敵!と目を奪われました。
素敵だなと思った装いも、スケッチするだけで満足だったりする。instagram@ofumi_3
これまでの私なら、「これを真似しよう。ワンピースを買ってパンツを買ってサンダルもシルバーのものを買って・・・」と考えていたと思います。
ただ、今は私服の制服化をしているので、今シーズンの夏服は決め込んですでに購入済みです。
そうすると「もう今シーズンの自分の制服は持ち合わせてるから、自分が買って着る必要もないかな」という気がしました。
素敵だと思うコーディネートをスケッチすることで物欲がスーッと手放せた感覚がありました。
ヨガとシンプルライフのみうさんも「見てるだけでオシャレ欲が満たされた」とおっしゃっていましたが、それと似た感覚。
多分、以前の私なら、そんな素敵な人3人も見かけちゃったら「そうだ!私はいまあんなワンピースが欲しいんだ!」とワンピースを探し回って、試着して、その時にいいな、と思ったものを買っていたと思う。
なんだか今の私は、どうも「3人も素敵なワンピースの人を見た」でオシャレ欲が満たされてしまったような気もする。なんて安上がりなんだ。
「ねこあつめ」で猫集めて満足するのと同じように、オシャレな人見て集めて満足しちゃったのかな。「オシャレな人集め」かな。
「ねこあつめ」に例えてるのが面白くて、しっくりきました!
私服の制服化のメリット
シーズンが始まる前に服を買い終えることのメリットは、
「飢餓感がない」ということ。
思えば、これまではシーズンが始まってから終わるまでの間中、
「ああ、服が足りない」
「もっと服が欲しい」
「いい服に出会ったら買おう」
と思っていました。
自分の服の定数を意識していなかったので、いつも服が足りないという飢餓感があったんですよね。
毎日違うコーディネートをしなければという思い込みにもとらわれていたのでなおさら。
今は、微妙なコーディネートを混ぜるくらいなら同じ服でもいいじゃない。
と割り切って、
それでも毎日全く同じコーデで同じ人に会うのは辛い。
と思うので、
一つのシーズンに3パターンのコーデを用意し、それを制服としていこう。
と決めました。
「足りてる」と思えると、落ち着いてものと向き合える
なので、シーズンが始まる前に、今季はどんなコーデを制服にするか決め込んで、
欲しいものリストを作って、足りないものだけ買うようになりました。
そうすると、シーズンが始まる前に買い物は終了しているので、
シーズンが始まってから服屋に行っても「服を買わなきゃ」という気持ちにならないんですよね。
「もう自分はこのシーズンの服は持ち合わせている」
という充足感があるので、気が楽です。
いつも「足りない」と思い続ける人生は辛いんじゃないかな。
飢餓感が何か行動を起こすモチベーションになることももちろんあるけれど。
持ち物に関しては、充足感を持っていたい。
たくさん持つことを望むのではなく、必要なものを必要なだけ持ちたい。
汗水垂らして働いて得たお金で、
「ああ、買うんじゃなかった。失敗したな」と思うものを買うのは嫌だ。
過去を振り返ると、
飢餓感があると「今買わなきゃ!」という気持ちに傾きがちだったから。
そうやって慌てて購入を決断すると後で後悔することが多かった。
そうならないためにも、充足感がある中で落ち着いた状態の時にものと出会いたいです。
私服の制服化については、拙著『服を減らせば、おしゃれになる』の中でもふれています。
書店で見かけたらお手に取ってみていただけると嬉しいです。
私服の制服化を進めるには、まずは要らない服を手放すところから。
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