先の引越しで手放したものがたくさんありました。
その中で、捨ててよかったものNo.2・・・
それはダイニングテーブル&チェア。
ちなみに捨ててよかったものNo.1はこちら
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ダイニングセットがあることで掃除が大変だった
食事をとるための道具、ダイニングセット。
道具を持てば掃除・メンテナンスが必要になります。
床を傷つけないために、椅子の脚裏にはフェルトシールを貼りますが、これが消耗品です。
毎日椅子を出し引きしていると必ずはがれてきます。
椅子は4本の脚があり、4脚の椅子を並べると16本の脚がある計算。
数日に一回どれかのフェルトが剥がれてくるんですよね。これを貼り直すのが面倒でした。
打ち込み式のものもあるけど、これも消耗品なのでフェルト部分が擦り切れてることに気づかずに使うと金具が床を思いっきり傷つけます。これこそ致命傷。
そしてこれは釘のようなもので打ち込むので、同じ箇所には打ち込めないのでいつかからなず使えなくなります。
椅子の脚に履かせる靴下もあるけど・・・美観的にどうなの?と思いとどまってしまいます。
やっぱりフェルト一択なのです。
これ、剥がれる前にずれてきたら、粘着面にホコリが巻き込まれます。
これを剥がすのも一苦労、視界に入るといやーな気持ちになる・・・
ズボラゆえにフェルトが剥がれても数日放置する・・・
椅子って結構手間がかかるんですね。
そして、毎日の掃除が面倒でした。
椅子をすべてどかさないとテーブルの下を掃除できません。
1脚1脚どかして・・・戻して・・・というのが、重くて面倒で。この作業が苦手でしょうがなかったです。
うちは夫婦揃って家具が好きで、椅子もいろんな形の無垢の椅子を揃えてました。
家具への愛はあった。でもズボラな性分が勝ってしまった。
ダイニングセットを手放して、掃除が好きになった
だだっ広かった前の一軒家から今の2DKのアパートに越してくる時に、
ダイニングセットを持ってくるか検討しました。
入らなくもなかったけど部屋が狭くなるなと思い、夫婦で相談して、
リビングテーブルを置いて床に座布団を敷いて食事をするスタイルでいこう、ということになりました。ちなみに椅子は夫の妹さん家族に譲りました。
リビングテーブルの床座生活。
これがわたしの性分には合っていたようで、毎日の食事の後の掃除が劇的に楽になりました。
何もどかさなくていいのです。重いものは何もない。
座布団をすーっとどけて、掃除機もしくはクイックルワイパーをささーっとかけるだけ。
「床の掃除が・・・楽!!!!」
と感動したのを覚えています。
前の家では一番嫌いだった床の掃除が、今では一番好きな掃除になっています。
目に見えて汚れがとれて床がピカピカになるので、やってて楽しいのです。
本当に本当に、暮らしやすくなりました。
ダイニングセットってそもそも必要?
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日本は元々床に座って暮らす「床座」スタイルでした。
畳にちゃぶ台を置いて囲む、食事が終わったらちゃぶ台を片付けて同じ部屋が食堂にも居間にも寝室にもなる。
洋風の生活スタイルが輸入されてダイニングセットで食事をとるようになりましたが、
別に床座スタイルでもいいわけですよね。
「結婚したら必ず必要なもの」「家を持ったら必要なもの」と思いがちだけど、
家庭それぞれ必要かどうかは違うと思います。
一度、そもそも必要かどうかを考えてから買うのがいいのではないかな、と思います。
和室に大きな一枚板の座卓がどんっと置いてある。そんな食事室も素敵です。
いろんな暮らし方があっていい。
妊婦さんや年配の方には床座は難しいのでダイニングセットが必要ですが、
現在のうちの家庭ではどうしても必要なものではありません。
その時が来るまでは床座でいいかなと思っています。
==断捨離したことで暮らしにゆとりが生まれました。トラコミュ3選==
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