好きすぎるとつい気持ちの悪い文章になってしまう・・・
とは、チェコ好きさん (id:aniram-czech)が書いていたこと。
今日は、とある文章を読んで、「自分もこうやって働きたい」とむせび泣いた話を書きます。
働き方について考えた。ふらっと見つけたTOKYO FMのサイトの記事。
わたしはフィッシュマンズが好きです。
フィッシュマンズというのは88年頃~98年に活動していたバンドで、
ボーカルの佐藤伸治さんが99年に亡くなって実質活動休止しています。(たまにゲストボーカルを迎えてライブをしています)
バンド名を聞いても全くピンとこないかもしれませんが、
有名なところだと いかれたBaby とか、頼りない天使 あたりは、山崎まさよしさんとかつじあやのさん等いろんな人がカバーしてたりします。
昨日は夫が飲み会だったので、自宅で一人晩御飯を食べながらフィッシュマンズのライブ動画を見ていたのですが、
食後にふとこんな記事を見つけました。
TOKYO FMのサイトのLETTER for LINKS というページで、
フィッシュマンズのドラムで今は東京スカパラダイスオーケストラのドラムの茂木欣一さんから、佐藤伸治さんへの手紙が綴られていました。
佐藤伸治さんへ
さとちゃん、会えなくなって、随分時が流れたけれども、あれからの15年、とっても多くの人達が、あなたの歌を必要とし、口ずさんでいます。
あなたの紡いだ言葉、メロディは時代を越えて、生き続ける。
それはさとちゃん、あなたがただただ、ひたむきに、大切に、音楽に取り組んできた、その成果です。
あなたが教えてくれたそんな態度、僕は、これからも大切にして、生きていきます。
いつもありがとう。
この文章を読んで泣きました。号泣と言って差し支えないくらいに。
自分でも気持ち悪いくらいに。
「あなたがただただ、ひたむきに、大切に、音楽に取り組んできた、その成果です。」
という一文が突き刺さりました。
好きなことをつきつめて、ただひたすらに、実直にひたむきに一心に打ち込むことで、
人を幸せにすることもあるし、そういえばわたしもさとちゃんに幸せな時間をもらったのだった。
さとちゃんが世の人々の幸せを思って音楽に取り組んでいたかというとそうではないような気がするのだけど(想像でしかないけど)
ひたむきに取り組んだ結果生まれたものが、人を幸せにする。
好きなことをつきつめて、いつの日か誰かが喜ぶ、という生き方がすごくいいなと思った。
それで食っていっていた訳で、好きなことをつきつめるのが仕事。
響きは甘く優しいけど、好きなことをして生きていくって大変なこと。
死ぬほど真剣に取り組んでいたからこそ、本当に亡くなってしまったのだと思う。
「これは」というものに真剣に黙々と向き合う、取り組む。すごいな、おそろしい、すごいな。
自分もそうして好きなものに取り組んで生きていきたいと、
そういう働き方したいなと、思った。
でも心のバランスをとりながら、元気に暮らしたいので、その辺の配分も考えつつ。
男達の別れ 98.12.28@赤坂BLITZ [DVD] を見ながらそんなことを思った夜でした。
だれだってダサいのとかカッコ悪いのとか気持ち悪いのは避けたいけれど、本気で好きなものの前ではしょうがないというか、どうしても気持ち悪くなっちゃうんでしょうね。
でも気持ち悪いことは、そんなに悪いことじゃないんだなあと、この小説を読み直して思いました。
チェコ好きさんの一文をお借りしておしまいにします。
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