「いつか作るかも」と言って作った試しがない。
その材料を買った直後しか作る意欲は湧かない
何かを作ろう!と燃える期間ってあります。
部屋が寒すぎるから湯たんぽを使いたい!
湯たんぽに付属のフリースの湯たんぽカバーじゃなくて、
かわいいテキスタイルのカバーがいい!
よし、作ろう!!!
と言ってnaniIROの布を買ってきて、買ったその日のうちにカバーを仕上げました。
情熱が燃えたぎっている間はものすごい勢いで作業に没頭できるし、
普段なら理由をつけてやらない面倒なこと・・・ミシンを取り出してきて下糸をボビンに用意して・・・みたいなこともできる。
ただ、これはズボラなわたしにたまに現れる特殊な「情熱期間」で、基本的に持続しません。
「余った布でもう一枚カバー作れるじゃん!布取っておこう♪」
なんて言っても、処女作を作った翌日にはやる気は完全に鎮火しています。
一週間経っても次の休みがきても一年経っても、やる気が復活することはありません。
革の小さな小物入れを一つ作ったきりで何も作らなかったけど、
45リットルのゴミ袋に2袋分くらい革のハギレを溜め込んだり・・・
消しゴムハンコを押したバッグを作ろうとハンコ作品を十数個作ったはいいが、
結局何に押すでもなく押し入れで眠り続け、結局押さないまま捨てたハンコたち・・・
いつかスカートやワンピースを作るだろうと布屋さんで布をメーター買いしたはいいが、
型紙から布をカットし間違えてやる気を失ってそのまま2年放置したり・・・
そういう経験から、
自分のやる気は買ったその日~翌日くらいまでしか持続しない、
ということを学びました。
そのことに気づくのに3年もかかりました・・・
自分のズボラぶりを見くびらない
この趣味を始めるためにこれだけ出資したから続けざるを得ないだろうとか、
これだけ使える材料を持っていれば、もったいないと思っていつか始めるだろうとか・・・
そんなことはないんです。
筋金入りのズボラなわたしが動く原動力は、心の底から燃え上がる情熱に突き動かされている時だけ。
それ以外の瞬間は常にゴロゴロしていたいし、
ミシンなんて重たいものを引っ張り出すことを考えただけで、その事柄が面倒すぎて逃避行動で居眠りを始めてしまうような人間なのです。
(目の前にある逃げたい事柄があると急激に眠くなって、数時間眠ってしまいます。
これは昔から・・・テスト勉強で苦手な科目の勉強を始めると急に眠くなって困っていました。)
材料を買ってきたその日、もしくはその翌日に取り掛かれなかった事柄は、
その後、一生涯取り掛かる日は来ない。
それくらいに考えるようにしています。
以前も書いたけれど、もう情熱の持てない趣味を断捨離すると心底スッキリします。
www.minimalistbiyori.com
やる気がないものはしょうがない。
使いもしないものを死蔵して溜め込んでおくくらいなら、
やる気のある友人に譲るか、潔く捨てるかして、
新しい空気が流れ込んでくるようにスペースを空けておいた方が気分よく過ごせます。
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