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先日、アクセサリー類を断捨離したのですが、

このネックレスは生き延びていました。 

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これは大学生の時に作った物。

2008年の夏頃に作ったもので、このころは森ガールだとか、レースの付け襟風の服が流行っていました。

付け襟はなんとなく恥ずかしいなあと思いつつ、レース要素を服装に取り入れたかったわたしは、

無地のTシャツにこのレースのネックレスをつけたいなと思い、そういうものがお店に売ってなかったので作ったのでした。

買ってきたレースにチェーンをつけただけのものなのですが、

とても気に入って、チェーンが外れたら付け直して、よく着けていました。

 

でも、森ガールももうどこへやら、そんな雰囲気の服装はすっかりしなくなりました。

どう考えても、このネックレスをすることはない。

それでも、そんな「お気に入り」だからこそ今日まで生き残ってしまいました。

 

1週間以内に身につけたい、と思えないモノは手放す

先日、『服を買うなら捨てなさい』を読んだのですが、その中で

「今日着たいと思えない服はどこか微妙なところがあるから着ないのであって、今後も着ないので手放しましょう」というようなことが書いてありました。

このネックレスも、モノ自体には思い入れがあるけれど、

今日お出かけするのに身につけたい?と聞かれれば答えはNO。

もっとシンプルで乙女チックでないアクセサリーをつけたい。

ならば手放そう、ということでさよならします。

自作のものは「作った思い出」がプラスされて、手放しがたい

自分で作った、という事実がモノへの思い入れを倍増させます。

そして、自分で作ったものって「捨てる」のがめちゃくちゃツライのです。

買ったものなら、「⚪︎⚪︎円もしたけど、もう使わないから捨てよう。スペースが空く方が嬉しいし」と思って比較的アッサリ捨てられるのですが、

自分の作ったものとなるともうね・・・

 

こういう思いがあって、こうやって材料を買って、こうやって苦労もして作って、こんな場面でもつけたしあの日も着けたし、初めて着けていった日に友達に褒めてもらった思い出もリアルに蘇る。

モノに対する思い入れが、買ったものとは比べものにならない位大きいです。

 

既製品を買う場合、そのモノにまつわる思い出は「買って」「使った」分だけなのですが、

自分で作った場合、「こんなものが欲しいと思って店を探したけどなくて」「自分で作ろうと思い至って材料を探し求め」「時間をかけて自分で製作し」「ドキドキしながら使った」という思い出になります。

作ったという過程がプラスされている分、モノとの思い出が強くなっているのです。

それゆえに、「捨てて燃やされる」ことがとてもツライです。

フリマなんかで誰かに譲って使ってもらえるならまだ耐えられるけど、燃やされたり、燃えないゴミとして埋め立てられるのはとても悲しい。

身軽になりたい

でも、わたしはこれまで、そういうモノにたくさん囲まれて、モノが増えすぎることによる不自由を感じて、身軽になりたいと思いました。

「身軽になりたい」というのは、強い強い欲求です。

何かあれば明日にでもさっと引っ越せる位、身軽でいたい。だ、明日にも引っ越せるほどはモノは少なくないけれど・・・だからこそ。

そう思うと、このネックレスも手放す決心ができました。

 

今日までありがとう、ネックレス。

 

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