先日少しばかり旅に出た。

そして2日ぶりに帰ってきたらこの有様。
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うんうん、予想してたことです。夫は散らかす天才なのです。


食べたお菓子やアイスの容器をビニール袋に入れて床に置いてあったり(なぜゴミ箱に捨てない?)

椅子には脱いだ服がその日数分かけてあったり(ハンガーにかけるか洗濯機に持って行ってくれ!)

洗濯機の上とその床に服が投げ出されていたり(これは洗濯カゴの数が足りてないからなんだけどね)
日数分の食器がシンクに積み上がってたり(せめて生ゴミは捨ててくれ〜) 

部屋がしっちゃかめっちゃかでした。
 

でも毎回のことなので慣れてます。夫の散らかした部屋を片付けて、自分のキャリーの荷解きするまでが旅行だと思ってる。


でも、これだけ散らかっている部屋を見ると思います。

持ち物が少ないことと、片付けられることは全く別だと。

ものが少なくても、片付けなければ散らかる

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↑ゴミを捨て洗濯してキャリーの荷ほどきをして、リセットしました。

我が家の荷物は二人暮らしにしては相当少ない方だと思います。

ハイエース一台で引っ越してきたと言うと「ああ、引っ越してから家具などを揃えるんですね?」と聞かれました。
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ハイエース一台で引っ越すための荷物の積み方覚書 

ベッドも食器棚も本棚もソファもなければ冷蔵庫は一人暮らし用だし、服だって夫婦共に押入れに収まる分しか持っていない。秋服は8着、春服と兼用。夏服は7着。帽子は3つ。

夫も決して持ち物が多いわけではない。本も本箱に2箱に収まる分しか持っていないし、服の量だって私とそう変わらない。

そう、持ち物は少ないのだ。


持ち物が少なければ片付けがしやすいので、部屋をすっきり保ちやすい。

けれど、掃除片付けをしなければどんなに持ち物が少なくても部屋は散らかります。

食べたものの容器やゴミも捨てなければそこにあり続けるし、読んだ本もあるべき場所に戻さなければどんどん机と床が散らかっていくし、着た服も洗濯しなければ洗濯機周りはてんこもりになるし、洗濯した服も片付けなければ洗濯カゴの山はどんどん高くなり、着替えるたびにそれをひっくり返して戻さなければ床は散らかっていく。

部屋をすっきりさせたいのは私のエゴのようなもの

夫は、部屋がすっきりしていないくても全く気にならないのだと思う。

でも散らかっているよりは片付いている方が好ましいと思ってはいて、私が片付けやすいようにものを少なく保つことは苦ではない。でも片付けを自分でやるくらいなら散らかっていて構わないということなのだろう。


部屋をすっきりさせたいのは私のエゴみたいなものなので、旅先から帰って来て散らかっていてもキレるのはお門違いなのだ、と思って片付けてます。

まあでもほんの4年前までは夫婦二人して汚部屋状態でも全然気にならなかったわけだから、もともと散らかり耐性はほぼ同じだったんですよね。

私が勝手にすっきりした部屋の快適性に目覚め、散らかり耐性が劇的に低くなっただけのこと。片付けたいと思った方が片付けるしかないのだと思う。


脱いだ服は洗濯機へ、椅子にどんどん服をかけると椅子が痛むからやめてくれ、ゴミは捨ててくれ、寝室では虫を寄せ付けてしまうから食べないでくれ、洗濯物を畳まないまでもカゴから散らかしたらカゴに戻すくらいはしてくれ、とは毎回言うけれど。

散らかり耐性の高い人種がいるのは、人類繁栄の多様性かもしれない

でも、どんなに散らかっていても清潔でない環境でも気にせず生きられる方が生物としての生き抜く力が高いと言えるかもしれない。適応性が高いから未開の地や超安宿でも気にせず眠れることでしょう。

いろんな人間がいるなと思う。それは人間が子孫を絶やさないための多様性だとも思う。地球環境がガラッと変わっても、いろんなタイプの人間がいれば誰かは生き延びられる、みたいな。

そういう遺伝子に組み込まれたもの、あるいは神の采配だと思えば家族が片付けしないことも納得できるような気もする。

散らかりへの耐性が違うからしょうがないと諦めて明るく楽しく生きるのがいいのではないでしょうか!!!!!というのが私の結論です。
▶︎すっきり暮らす 


おわり。

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