本日2/28、新刊『バッグは3つあればいい 迷いがなくなる「定数化」』が発売になりました!


動画で中身をちらり。




身軽になって人生の自由度を上げたかった

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私が身軽になりたいと思ったのは、人生の自由度を上げたかったからです。

ものが少なければ部屋も小さくて済み、住めるエリアも広がります。暖房効率も上がるので光熱費も下がりました。生活費をスリム化できれば、好きな働き方を選べます。

さっと家事を終えて、自分の好きなことに取り掛かることもできます。ものに囲まれていたときよりずっとフットワークが軽くなりました。


けれど、せっかくものを減らしてもリバウンドしては意味がありません。

というか、普通に生活しているとものって増えていくんですよね。前にも書きましたが、ものを買うだけでなく「もらう」「入ってくる」という形でも増えていきます。ポストから入ってくるチラシ、書類。ノベルティ、街中でもらうティッシュやコンビニのお箸。買ったものに付属してくるショップ袋や綺麗な箱や缶。そういうものも捨てずにいると増えていきます。「減らす」を持続しないと、ものは増えていくんですね。


「定数化」は身軽な状態をキープするために有効なツール

身軽な状態をキープするうえで、「定数化」は有効なツールです。

数を意識するとものが増えるのを防げます。

例えばショップ袋も3枚だけ残すと決めれば、それ以上増えていきません。以前はあらゆるものにおいて「捨てる」という概念がすっぽ抜けていたので、押入れの半分をショップ袋が占めていました。そういう積み重ねでものが増え、使うかどうかわからないもののために広い部屋に住み、高い家賃を払い続けていました。

モバイルバッテリーは1つ。傘は1本。日焼け止めは自宅用と持ち運び用に1つずつ。

そんな風に持ち物の数を決めて、その数を守ることで物量のリバウンドを防げます。

似たようなものをいくつも買うという無駄がなくなり経済的です。

ショルダーバッグはお気に入りを1つだけと決めていれば、出かけた先で気になるバッグに出会っても「私にはもうお気に入りが1つある」という安心感が湧きます。「あれもこれも持っていない」という飢餓感がなくなり、似たようなものをいくつも買うということがなくなります。

持ち物を管理しやすくなり、人生における「探し物をする時間」がなくなります。(探し物、しなくなりました。どこに何があるかはっきりと思い描けるようになったためです。)


好きなものも節度を守って持つために

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何もかもものの数を決めてストイックに生きていこうという提案ではありません。

好きなものは数ではなく上限量を決めて、ゆるやかに管理しつつ楽しんでいこうというお話もしています。

例えば私なら本とイヤリングとマニキュアは定数を決めていません。この箱に入るだけ、という収納を上限量に設定しています。

好きだから際限なく買ってしまう恐れがあるけれど、そこは上限を設けることで増殖しすぎることを防いでいます。数ではなく量で管理しているので、そこに収まる分なら自由に増やしています。溢れたら手放すことだけ決めていれば、リバウンドを防げます。


身軽になりたいからと言って好きなものまで諦めるのはつまらない。

何もかも手放すのではなく、際限なく増やすのでもなく、節度を守ってものを持つためのツールが定数化と定量化です。


身軽になりたいけれど実際問題何をいくつ持てばいいのだろう?と悩む方や、物欲に振り回されて困っている方、物量のリバウンドに悩む方にとって、少しでも助けになれば幸いです。


今日から書店に並びはじめているかと思います。見かけたらお手にとっていただけたら幸いです。

電子書籍版も本日同時発売です。

どうぞよろしくお願いいたします。






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