何をいくつ持つかという「定数」を決めておくとものが増えるのを防げてすっきり暮らせる、というのが今回の新刊で伝えたかったことですが、定数1のものもあれば、定数0にしているものもあります。

炊飯器、なくても暮らせるのでは?

定数0にしているものを紹介していこうと思います。

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我が家には炊飯器がありません。なくしてから丸2年経ったかな?

もともと夫が夜だけ炭水化物抜きダイエットを始めたのがきっかけなのですが、そうなると私一人ではご飯を炊いてもあまり減らないです。 というか、夫に合わせて私もご飯を食べなくなって、おかず・副菜・汁物のみで済ますことが多くなりました。自分一人のためにご飯を炊くのが億劫で。
炭水化物を食べたい時はそうめんやパスタを茹でることが多くなりました。ご飯は炊くのに30分くらい要しますが、麺類は10分もあれば出来上がるので楽なんですよね。
そんな風にしてご飯を食べること自体減っていったので、ある日ふと「炊飯器を持つ必要もないのでは?」と思いました。

炊飯器って「使わないときに洗ってしまっておく」というアイテムではないので、常にキッチンのどこかに出しっ放しになりますよね。 使用頻度の低いものが部屋の表で常に場所をとっているというのがどうにも気になって。 「ないならないで暮らせるのでは?」と思い、手放しました。

土鍋と炊飯マグでご飯を炊く

それ以来、炊き込みご飯を作るときは土鍋で、一人分のご飯を炊くときはダイソーの炊飯マグで炊くようになりました。
土鍋はd&departmentで2011年に買ったものをずっと使っています。
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D&DEPARTMENT

「土鍋 炊き込みご飯」と検索すればすぐに炊飯方法と時間を調べられます。

こちらの炊き方を参考にしています。

私は白だしとめんつゆを適当にブレンドして、塩昆布とふりかけも入れます。豚肉かしゃけ、それからそのとき家にあるきのこを入れることが多いです。 おこげができるのがいいですね。おいしい。

炊飯マグ
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炊飯マグはこのブログでも何度か紹介していますが、本当におすすめです。 ダイソーで300円で売っています。
電子レンジで炊けて、1合炊きができるので重宝しています。
吸水→レンジで7分チン→蓋をして10分蒸らす、という簡単な工程。レンジなので土鍋と違って火を見ていなくていいのも便利です。

これらのアイテムのいいところは、使い終わったら他の食器と同様にしまっておけること。 炊飯マグは食器棚代わりのコンポニビリに、土鍋はシンク下に他の鍋などと一緒にしまっています。

「使用頻度の低いものはしまいたい」という願いが叶って、キッチンの表に出ているものが減って掃除しやすくなりました。

もちろん、毎日ご飯を炊く家庭や、食べ盛りの子供がいてお弁当も作らなければならないし朝までに5合炊いておかなければ…というような家庭では、炊飯器は必須アイテムだと思います。
炊飯器以外のものを使ってみたからこそ思いますが、タイマー機能がある、火の番をしなくていい、保温もできるって本当に便利な家電です。

我が家の場合は今の生活スタイルなら必要ないなと思い手放しました。
それぞれの暮らしに合わせて必要なものを必要なだけ持てたらいいですよね。

新刊『バッグは3つあればいい』にはそんなお話も書いています。 書店で見かけたらお手にとっていただけたら幸いです。


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さすがに冷蔵庫なし生活は冬場の雪国でないと不可能でしたね。その春には買いました。やっぱり冷蔵庫って便利。文明の利器は素晴らしい。



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