年に数回、全国に散り散りばらばらな大学時代の友人とどこかの土地に集って旅をしています。今年はふらりと温泉地に行きました。
ひなびたお土産物屋さんで1800円出して27枚撮りの写ルンですを買って、一泊二日の旅をフィルムにおさめました。
店主のおばあちゃんに
「写ルンです、最近流行ってるんでしょ?最近の人は使い方わからないだろうから説明しとく。巻いては押して巻いては押して使うの。このスイッチはフラッシュで、使い終わったらスイッチ切ってね。電池なくなるから。」
と懇切丁寧な説明を受けましたが、おばあちゃんわたし写ルンですは世代です。高校の間、行事の度に持ち歩いていたのは写ルンですでした。
しみじみ思ったのは、軽くてコンパクトで、絞りとかシャッタースピードとかISO感度とか何も考えずに撮れる写ルンですっていいなということ。
iPhoneで撮るのとはまた違って、目の前の景色をただ撮ってもなんとなく空気が宿る感じがするなと思います。
こう、肉眼の見え方というか、思い出の中の風景に似てるというか。
安い店なら一本680円とかで売ってるらしいので、写ルンですをいつでも持ち歩いて気軽に気楽に撮りたいなと思った。
それくらい楽しい写真体験だったのだ。
おわり。
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