いつもやりたいこと100のリストを作っていますが、その中には一年のうち1日だけでもできればOKというものも多くあります。
例えば「空港に行って飛び立つ飛行機をぼーっと眺めながら1日過ごしたい」とか、
「公園でパンなどを持ち寄ってピクニックしたい」とか。（これらは言ってみれば、後述の"アーティストデート"なんですが）

そういう単発系のものも含めて100のリストを作っているわけですが、継続してやりたいこともあります。
例えば寝る前筋トレとか。
これは365日中1日やれば達成なわけではなく、少なくとも年間330日くらいはしたいです。習慣づけしたいんですよね。

そういう、習慣づけして自分の中に定着させたい目標を立てたいと思います。
書き出そうと思えばいくらでも書けますが、10も20も欲張らずに、本気で定着させるつもりで3つに絞ろうと思います。
3つくらいなら覚えてられそうですしね。

1.モーニングページとアーティストデートを習慣に

モーニングページとアーティストデートとは、ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい。新版』(The Artist’s Way）で紹介されている、創造性回復のワーク。
モーニングページは2016年春からずっと継続しているので、このブログでも度々登場していますが

簡単に説明すると、毎朝起きたらノート3P分、頭の中に浮かんだことをひたすら文字に書き出すというもの。

私は紙に手で書くよりもキーボードに打ち込んだ方が、考える速度とアウトプットの速度が近いので、メモ帳を立ち上げてそこに書き出しています。（紙ゴミも出ないですし）




「3ページ分も何を書こう？」と思ったら、今考えたことをそのまま書き出します。
「3ページ分も何を書こう？何を書こう？」と。

こうして同じことを書いているうちに、昨日の出来事について頭に浮かんだら、それについて書きます。
今日の予定について不安なことがあって意識が向かっていくようなら、それについて書きます。
とにかく、ただ頭に浮かんだことを吐き出すように書くのです。脳の排水みたいなものです。

なにかモヤモヤすることがある状態でモーニングページをすると、書き終わる頃には大抵スッキリしています。
書き出すことで悩みのサイズを把握でき「意外とこんなもんか」と安心できたり、解決策が浮かんできます。
また、今更どうしようもない過去の悩みについて繰り返し思い出してしまうような場合は、「毎日同じようなことばかり書いていてもな…」という気持ちになって、次のテーマに移りたくなってきたり。それが悩み事を手放すきっかけになったりもします。
これはたまに休みつつも4年続けてこれました。とはいえ2019年は若干サボりがちだったので（4日に1回ペースになったりしていました）

今年は極力毎日取り組みたいです。これをするかしないかで、自分の精神の調律具合が変わってくるなと感じるからです。ぼーっと生きてるとネガティブに寄りがちなのですが、モーニングページをすることで頭の中を整理できて、前向きな行動を起こしていきたいという気持ちになり、ポジティブ寄りに調律してくれる作用があるように感じるのです。

アーティストデートで、週に2時間自分を労わり楽しませる時間をもつ

アーティストデートは、自分の内側で眠っているアーティストの子供と週に2時間ほどデートするというもの。
なんのこっちゃ？と思うかもしれませんが、幼ない頃の自分がしていてワクワクしたことを、週に2時間ほど時間を確保して取り組み、子供の頃の自分とデートして喜ばせるように過ごすというもの。
例えば、ねんどで工作するのが好きだったなら、ねんどを買ってきて2時間ねんど遊びをしてみるだとか、
河原を散歩するのが好きだったなら、2時間かけてただひたすら歩いてみるとか。
そういう時間をもつことで、創造性が回復されていくというのがアーティストデートです。

モーニングページは習慣づけして続けられているのですが、アーティストデートはなかなか続けられなくて、忘れがちです。
昨年自分にとってのアーティストデートだなと思えることをしたのは何回だろう。
賀茂川を2時間散歩したのと、公園でピクニックを4回くらいしたのと、お気に入りのカフェで何も考えずにお酒を飲みながらただ小説を読む時間を4回くらい設けたこと、これくらいだろうか。




自宅で仕事をしていると、ついつい休みをつくるのが大変で（1日丸々休むと前後にしわ寄せがいくので、休まない方が毎日の作業ノルマが楽なので）
人と約束を取り付けないと一人で休日をつくることができないなと実感しています。
「今日はアーティストデートをするぞ」と決めることで、その二時間は休みを確保できます。
今年は、海を見に行ったり、ぼーっとただ電車に揺られたり、近所の公園に本を一冊だけ持ってピクニックに行ったり、美味しそうなパン屋でパンを買ってスパークリングワインのミニボトルを持って公園に行って読書したり、空港でぼーっとしたり、温泉に行って休憩スペースの寝椅子で読書したり、そういう時間をとって、アーティストデートをしたいなと思っています。

2.「好き・おもろい」を追求する

最近、ファッションが楽しいです。
春も強めの装いをしたいのですが、ともすれば春はふんわりした雰囲気に寄りがち。
どんなアイテムを合わせると春でも強めの装いができるのかな、どうすれば秋冬っぽくない春らしい強い装いができるのかなと考えています。




また、最近化粧が楽しくて楽しくて。
化粧が毎朝必ずしなければならないことではなく、友人と出かけるときにだけ施す趣味のようなものになったので、
会社とか売上とか同僚の目線とか一切忖度しなくていいし、好きな色を好きなように施していいんだと思ったら楽しくて。
思えば会社に勤めているときだって、オンとオフで化粧を変えてオフの日は趣味の化粧として楽しめばよかったんですけどね。


アルティザン・アーティストのメイクポーチに収まる分だけというルールは守りつつも、気になるアイテムは試してみたいなと思って、暇さえあればLIPSや@コスメで化粧品レビューを読み漁っています。
買っても買わなくても楽しいです。

こういう、好きだな、おもしろいなと思うものを追求したいなと思います。
もし旅行に持って行く最小限化粧品をまとめた「自作パレット」をつくるなら、何を持って行く？とか、考えるだけで楽しいこと。手帳に書き出して、自分一人で楽しんでいましたが、自分が楽しいことは人も楽しいかもしれないなーと思ったりして、
なんというか、そういう自分にとって趣味の領域みたいな部分を育てていきたいなと思いました。
これもアーティストデートの一種では、ということを思いまして。

3.騙されたと思って毎日絵の練習時間を設ける

これもう2〜3年ずっと言ってるんですが、今年こそやります。



寝る前筋トレみたいに、取り組むタイミングを決めて習慣にできたらいいなと思う。
例えば今までは、朝〜21時くらいまで文章を書く作業や仕事をした後に余った時間を絵の練習に充てるというスケジュールだったのですが、
これだと、いろんな作業がずれこんで結局寝るまで作業をしてしまって絵の練習ができないことが多かったので、
例えば17:30-18:30の一時間だけ晩御飯前に取り組むとか、昼ごはんのあと1時間取り組むとか、日中寄りにもってきたら習慣にできるかもしれないなと思いました。
いろんな時間帯で試してみたいと思います。

今年は買い込んだ絵の練習本のうち3冊分くらいをドリルのようにやりこんでいきたいと思っています。

（＋寝る前筋トレはこのまま続けたいです。）

おわり。
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