丸2年、捨てるかどうか悩んできたものがありました。



DEAN & DELUCAのミニトートです。
2009年くらいにものすごく流行りましたよね。私が買ったのは2011年でしたが。
お弁当を運ぶバッグとしてサイズ的にちょうどよくて、会社員だったほとんどの期間これを使 っていました。
2年前からお弁当を作る機会もどこかに携行する機会もなくなり、ぱったりと使わなくなりました。




普段のちょっとそこまでの買い物に使うには、色あせすぎています。
縫い目や、バッグの縁、シワになっていた部分が白くなっています。
黒のバッグなので色あせが如実に表れています。
無地のトートなら染め直すという選択もあったと思うのですが、ロゴがあるのでそれもなぁ。

普段使いはできないけど、何かに使えるのでは？と思って取っておいていましたが、
2年間ただの一度も使う機会がありませんでした。


これはさすがに手放していいものです。
年に一度使うとか、ある季節になると使うとかそういった場面もなく、何かのためにスタンバイしているわけでもない。
本当にただ所持しているだけで使わないものになってしまっています。




手放そうと決めて、ゴミ箱の蓋を開けました。
すると買った時の思い出が次々と浮かんできます。

この日のことはよく覚えています。誕生日の前日に夫と休みが合って、名古屋のDEAN & DELUCAで買いました。
こういった思い出に後ろ髪引かれる思いですが、
今これをやっぱり残そうと思っても、また2年後に「結局使わなかったな」となる未来が見えました。

9年間お世話になりましたと言って捨てました。
ありがとうございました。


おわり。


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