初めてバルサンを焚きました。

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きっかけは足。
おとといの夜、キッチンのシンクにあの虫の"足だけ"一本落ちていたのです。

先日洗濯機のそばの壁で出たものとは明らかに違う個体がこの家にいて、しかも死んだ形跡がある。
足だけあるのはなぜ…?!

調べてみたところによると、あの虫は共食いをするそうで……
その際に足だけ残っていることがあるらしいです。(Yahoo!知恵袋によれば)

この家の中で弱肉強食の生存戦争が始まってる…?!

もう恐ろしくてこの夜はろくろく眠れませんでした。
すぐさまバルサンを焚こうと決めました。
家にいる時間が長いのに、安心して過ごせない空間だと生活がままならないので。

しょうみ、一匹目が出た時は「言うてバルサン面倒臭いな…」と思っていました。
食器、食品、精密機器、寝具をビニールで密封したりカバーしたりして退避させるとか、
キッチンの戸棚や引き出しを開けなければならない(掃除しやすくするためには中身を全て退避させる必要がある)
というのがもう億劫で億劫で……
いや、実質軽い引っ越しでは?と思って先延ばしにしていました。

しかし、足が落ちていたことで決意が固まり、翌日すぐにバルサンを買いに行きました。

初めてのバルサン対策+それ以外のあの虫対策についてまとめました。


バルサンには種類がある。集合住宅ならノンスモーク霧。

バルサンには種類があります。
煙タイプ、水タイプ、霧タイプなど。




調べたところ、集合住宅なら煙の出ないノンスモーク霧が向いているとのことだったのでそれにしました。

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バルサン プロEX ノンスモーク霧
32m2の1LDKなのですが、
6〜10畳タイプを2本使いました。



あの虫の出たキッチンと洗濯機周りを重点的に攻めつつ、普段過ごす時間の長いリビングダイニングの机周辺や寝室も攻めたかったので、
キッチンと洗濯機の間に1つ、リビングダイニングと寝室の和室の間に1つ設置しました。

実際どれくらい退避させた?+注意点

バルサンは哺乳類には一応ほとんど害がないように作られているということでしたが、
実際のところどこまで退避させるべきか、が一番の悩みどころでした。

フォロワーさんのツイートを参考にしました。

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・食器、調理器具、カトラリー、キッチンのシンク下の扉収納の中身をすべてビニール袋に入れて密閉
・寝袋と毛布をビニール袋に入れて密閉
・マットレスは大きくて覆いきれないので、ビニール袋をハサミでカットして開き、2枚分をテープで繋げてマットレスの上からかけてカバー。
・精密機器をカバー。PC、iPad、CDを読み込む機器などはビニール袋に入れて密封。
・テレビには上からビニールをかぶせる
・食品は冷蔵庫に入れておく(密閉)


あとは、今回買ったバルサンは「火災報知器に反応しない」という謳い文句でしたが、
念のため火災報知器をカバーしました。ビニールを被せてテープで止めました。

それから、ガスの元栓を閉めました。

念のためコンセント類も抜いていきました。

バルサン開始からの流れ

本来なら午前中からバルサンを焚いて午後明るいうちに換気や掃除をするのがベストだと思うのですが、
わたしは朝からものの退避をして、そのあとドラッグストアでバルサンを購入、帰宅してバルサン開始という流れでした。

15時にバルサンを焚き始めました。
1時間かそれ以上放置と書いてあったので、一時間半家を空けることにしました。
近所のカフェでお茶しながら読書して時間を過ごしました。

帰宅して窓を開けて、換気扇をつけました。
多少匂いはしましたが、片付け完了まで不織布のマスクをしていたのでほとんど匂いは気になりませんでした。

床にはあの虫の死骸が落ちていたりするのだろうか…と怯えていたのですが、
あの虫の死骸はありませんでした。

小さな羽虫?の死骸は、白いものの上に落ちていましたが。
虫全般に効くんですかね。ダニにも効くって話ですし。

そして、キッチンの戸棚の中などを拭き掃除。
畳は掃除機かけ+拭き掃除。
フローリングも畳と同様に。

それからビニール袋に退避させていたものを所定の位置に戻していきました。

バルサン以外に行った対策

せっかくバルサンを焚いたあとなので、できる対策をガンガンしていくことにしました。

・穴埋めテープで洗濯機とキッチンの排水口の隙間を埋める

これは、前回あの虫の出た位置(洗濯機の横の上の壁)から考えて、
洗濯機の排水口の隙間から侵入したのでは?
というフォロワーさんの見立てを参考にしました。

確かに隙間を全然埋められていなかったなと思って、思い当たる隙間をどんどん埋めていきました。

コニシの「テープ状コーク」厚さ2mm×幅20mm×長1.5mのものです。
「外壁、窓、排水口に」と書いてあります。

このテープ、いつ買ったのか覚えてなかったんですが家にあって便利でした。

・トイレの換気扇にシートを貼った
こちらもフォロワーさんに教えていただいたのですが、換気扇からの侵入も考えられるのでシートなどで侵入を防いだ方がいいとのアドバイスを受けました。
不織布なのかな?シートをカットして貼りました。



・ブラックキャップを室内に
大家さんにも相談したんですけど、ブラックキャップをとにかくたくさん設置したら出なくなったと聞きました。
1箱じゃなくて2箱分くらいをガンガン、キッチンなどを重点的に置いてみるといいよと言われたので実行してみました。

・屋外用のものも設置
玄関とベランダに置きました。

あと、使用期限を過ぎた毒エサはただのエサという情報も見かけたので、
スケジュールにブラックキャップ交換時期を記入しました。
リマインダーもかけました。
2021年5月に交換、忘れずに。

・あの虫が寄ってこないスプレーを噴霧
これもフォロワーさんに教えていただいたのですが、
あの虫は礼儀正しく玄関から入ってくることも多いそうで、
玄関にあの虫が寄ってこないスプレーを噴霧すると効果があるそうです。



ゴいス(下にリンク貼ってます)スプレーを振りました。
窓枠にも噴霧しました。



バルサンをすると引越し前並みにものを手放す気になる

はじめてバルサンをしてみて思ったことは、
「実質、軽い引っ越しだ」ということ。


引越しの時って梱包と運搬が面倒だから、手放すかどうか迷うレベルのものってこのタイミングでかなり手放すことができます
あれと同じ感覚でした。

バルサンがかからないためにカバーしたり、ものを動かして掃除する億劫さを考えると、
不要なものはさっさと手放そうと思いますし、
手放すかどうか迷っているものは、この機会だからと手放すふんぎりがつきました。


引越し準備中並みにものを手放すことができて、
ゴミ袋5袋分の燃えるゴミ、1袋分の不燃ゴミが出ました。

(この時に手放したものについて、また記事でまとめたいと思います。)

年一でバルサンを焚いているフォロワーさんがいらっしゃるのですが、我が家もそれくらいの頻度でやると虫対策にもなるし、引越しの疑似体験でものを手放す機会にもなるなと思いました。

初めてのバルサン(とそれ以外のあの虫対策)の記録は以上です。
人の記録やアドバイスがとても参考になったので、私も記録を残しておこうと思った次第です。

おわり。


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