今日は、身軽になってよかった8つのことについて紹介します。

動画もあります。音声ありなのでラジオ的な感じでさくっと流し聞きしてもらえます。
よかったらこちらもどうぞ。


8つ全部書くと分量が多いので、ブログの方は今日は前半ということで、4つについて書きます。

1.家族との喧嘩が減った

ものを減らしたことの一番のメリットはこれだと思っています。
夫との喧嘩が劇的に減りました。

以前は、ものが多ければ多いほど豊かだと思い込んでいたのですが、
実際はものが多いと家事の手間もかかるし、メンテナンスの手間もかかるし、自分の自由時間がどんどんなくなっていくということに気づきました。

6年前、78m2二階建て一軒家に住んでいて、家中に収納があったので、あらゆるものを溜め込んでいました。

ものが多いと家事にかかる手間が増えるのと、共に正社員共働きだったので家事を分担することにしていました。
その際に、一つの家事の工程を分けて分担していました。
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例えば洗濯なら、洗う、取り出す、干す、取り込む、たたむ、しまうという工程がありますが、
そのうちの干すだけ夫にお願いしたことが何度かありました。
「あとでやる」と言って先延ばしにして、疲れて結局「明日干す」と言って寝てしまうことがよくありました。
しかし雪国だったので、一晩放置すると洗濯物が凍ってしまいます。
本当は夫の分担なのになぜ自分が、とイライラしながら結局自分が干すのもやる、ということをしていました。

料理も、片方が料理を作ったらもう片方が洗い物をするというルールにしていたものの、結局洗ってくれなくて自分が洗ったり。

とにかくこの頃は、家事をするときいつも「本当は自分の担当じゃないのに」という不満をかかえて、イライラしながら家事をしていました。

しかし、ものを減らしたことで状況が改善していきました。
ひとつひとつの家事がとても楽になったのです。

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例えば服の数が少なければ洗濯物が大量に溜まることもありません。
食器の数が少なければ、こまめに洗わないと回っていかないので、そうすると大量の洗い物がシンクに溜まるということがなくなり、一回一回の洗い物がすぐに終わる量しか溜まらなくなりました。

ものが減ったことでひとつひとつの家事の負担が減ったので、
これくらいの分量なら、自分が1から10まで全ての工程を受け持ってもいいなと思えました。

全行程自分がやれば、「本当は夫の担当なのに」と不満に思うこともありません。
していることは同じ家事でも、自分の担当だと思って取り組むと全然ストレスが溜まらないことに気づきました。

ものが減って家事負担が減り、全行程を担当してもいいと思えるように。
自分の担当だと思って取り組むとストレスが溜まらないことに気づきました。

それまで、喧嘩の原因の9割方が家事の分担についてだったので、
ものを減らして家事の負担が減ったことで、喧嘩が劇的に減りました。

2.家事が楽になった

ものが多かった頃は、掃除機がけが一番嫌いな家事でした。
床にあるものを毎回持ち上げて掃除しなければならないのですが、ものが多すぎて、ここに戻せばいいという「ものの住所」が決まっていなかったので、どこに戻していいかわからず毎回ストレスを感じていました。

椅子の数も多かったので、一脚一脚動かして掃除機をかけて、また机に戻して掃除機をかけて…と、とても手間でした。
二階建てで家も広かったので、掃除機かけだけで何十分もかかっていましたし、階段の途中までしかコードが届かなくて、コンセントの差し替えも億劫でした。

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ものが減って、狭い家で暮らせるようになり、
78m2の一軒家から44m2の1LDKのアパートに引越ししました。

部屋の面積が小さくなり、ものが減ったことで”ものの住所”を決められたので、
掃除機かけが2,3分もあれば終わるような軽い労働に変わりました。

すると、気づけば掃除機かけが好きな家事に変わっていました。
簡単に終わる上に、部屋が目に見えて綺麗になるので達成感があり、一番嫌いだった家事が一番好きな家事に変わったのです。これには驚きました。

ものが減ると嫌いだったものが好きにすらなる。
大富豪で革命が起こって「3」が一番強くなったみたいな、そういう驚きがありました。

3.自由時間が増えた

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家事にかかる時間が減ったので、一日における自由時間が増えました。

ものを持つとそれひとつひとつを綺麗に保たないといけないので、ものの数だけ掃除とメンテナンスの手間が増えます。

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例えばソファを一台持っていると、定期的にマットレスに風を通して、木部のほこりを拭き掃除して、カバーを洗うという掃除とメンテナンスが必要です。
ソファを手放すことで、これらの時間がまるまるかからなくなりました。

もちろんものを持つことで生活が便利になる側面もあります。
あると生活が楽になるものまで手放す必要はありません。そうなってくると、逆に家事に時間がかかったりします。
例えば洗濯機を手放して手洗いに切り替えたら、洗濯機というものは一つ減りますが、その代わりに自分で洗う必要があるので、家事にかかる時間がとてつもなく増えてしまいます。
そこは、持つことと持たないことでどちらの方が得をとれるか、天秤にかけてみてバランスを見る必要があります。

しかし、もし使用頻度が低い割りにメンテナンスの時間がかかっているものが多数あるとすれば、それは取り除いてもいいと思います。
持ち物の数が増えると、ひとつひとつを使う時間も短くなっていきます。
持ち物は最小限、自分の生活スタイルから考えて必要なものは必要なだけ持って、「これはなくてもいいな」と思うものがあれば取り除いていくことで、掃除・メンテナンスにかかる時間を手放すことができます。

生まれた自由時間で、好きなことができます。

会社員時代、会社に通いながら毎日ブログを書いて同時並行で本の原稿をしていましたが、
その時間を捻出できていたのも、ものを減らすことで自由時間を増やすことができていたからだと思います。

ダイエットでも絵がうまくなるでも何でも、叶えたいことがあるならそれに毎日取り組む時間が必要です。
その時間を捻出することができるので、
ものを減らして時間を生み出すことは、夢を叶える手助けになると思います。

4.家の中で探し物をすることがなくなった

ものが多いと、住所を決められないので、どこにもしまえなくなってしまうんですよね。

部屋の表に出しっぱなしになっているものを収納の中に一度しまってしまったら、
住所が決まっていないので次に使いたいときにどこにしまったかわからなくなって、探し物をすることになってしまいます。

ものの数が少なくなると、ひとつひとつのものの住所がきちんと決められるので、
「使ったら戻す」ができるようになります。

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例えばハサミを使いたいとして、住所が決まっていれば「ここを見ればある」が明確です。
家族に「ハサミどこ?」と聞かれても、スッと教えることができます。

ものを減らして身軽になってよかったこと、前半4つでした。
明日は後半について書きます。

はじめに紹介しましたが、動画もどうぞ。



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おわり。


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