ものを減らしてよかったこと、身軽になってよかったこと8つを紹介します。
昨日は前半4つを紹介したので、今日は後半4つ。
動画もあるのであわせてどうぞ。
音声付きなのでサクッとラジオ感覚で聞いていただけたらと思います😊
前半はこの4つ
1.家族との喧嘩が減った
2.家事が楽になった
3.自由時間が増えた
4.家の中で探し物をすることがなくなった
後半はこの4つです。
↓↓↓
ものが多かった頃はあるあるだったのですが、例えばたまに使う筆ペンが見つからなくて、新たに買ったらあとから思いもよらないところから出てくる…ということがよくありました。

今は住所が決まっているので、探し物が見つからないために同じものをいくつも買わなければならないということはなくなりました。
筆ペンはさすがに何回か買い足すのを繰り返して反省し、住所を決められましたが、
服は特に手強かったです。嵩張りますしね……。
例えば黒のカットソーを持っていたとして、服が多すぎると住所を決めることができません。
以前の一軒家の頃は、服の収納場所が6ヶ所ありました。

洋室のクローゼットのポールに吊るす、クローゼットの中の引き出し収納、ベッド下収納、和室の押入れの中の引き出し収納、洗濯物を畳んで戻すまでのものが置いてあるソファの上、乾いた衣類を取り込んだ状態の洗濯カゴ。
これらのどこかにしまってあるはずなのですが、収納場所をどう使い分けていいかわからないために住所が決められず毎回しまう場所がバラバラだったので、使いたいときに探し出すことができませんでした。
それで出先で同じようなものを買い足して、家の中に似たようなものが増えていくというループに陥っていました。
ものの住所を決めたことで、見つけ出せないために同じようなものを買うということがなくなりました。
これは必要に駆られて同じものを買うという話ですが、
他にも好みに関わってくる部分でも、同じようなものを買わなくさせる効果を発揮します。
例えば服屋さんに行くたびに毎回気になって手にとってしまうアイテムってないでしょうか。
わたしの場合は、色のついたコットンショルダーがそうでした。
すでにキャメルのコットンショルダーを持っているのに、出先で今度は若干色味の違うコットンショルダーに惹かれて買ってしまう。
そうやって一時期は、キャメル、からし色、真っ赤、青など、コットンショルダーをいくつも持っていました。
好みはそうそう変わらないので、行く先々で似たようなものに惹かれてしまうんですよね。
それに対して物欲のストッパーをかけないと、いつまでも同じようなものを買ってしまいます。
自分の好みを知ること、行く先々で同じようなものに惹かれてしまうことをまず知る必要があります。

そして、自分はすでにこの系統のバッグはひとつお気に入りを持っているということを出先で思い出すこと。
これができれば、物欲のストッパーになります。
気になるコットントートに出会っても、「わたしは既に一つお気に入りのコットントートを持っている」と思えたら、これは買わなくてもいいと納得できるので、同じようなものを買うという無駄遣いが減ります。
何を着ればいいかもわからないし、これを着ようと思った肝心のアイテムが部屋のどこにしまわれているのかもわかりませんでした。

また、セールやリサイクルショップで安いものを適当に買っていたので、二軍の服だらけでした。
本当は黒がいいけど品切れしていたので紺色にした、というような色の妥協。
本当はMがよかったけどサイズがなかったのでLにした、というサイズの妥協。
自分に似合う好きな服である一軍のアイテムではなく、妥協の末に家にやってきた二軍のアイテムばかりがある状態でした。
服の数を減らして、一軍ばかり持つことにしました。
具体的には1シーズン10着前後で回していくことにしました。
そして、そのアイテムを組み合わせて3パターン前後用意して、それを順番に着ます。
私服ですが制服のようなものを用意するのです。なのでわたしはそれを「私服の制服化」と呼んでいます。

この私服の制服を用意するようになってから、朝の支度が劇的に楽になりました。
そもそもどれも一軍の服なので、どれを着ても似合うし気分が上がります。
そしてコーディネートを事前に決めてあるので、朝の忙しい支度時にその場その場でコーディネートを考える必要がありません。それは時間があるときに事前に考え済みだから、朝は何も考えずに天気予報を見て適した服を着るだけでOKです。
毎朝の支度が楽になり、イライラすることが減り、以前より余裕をもって出かけられるようになりました。
朝の支度でつまづくと、遅刻寸前で出かけることになって事故のリスクも上がりますし、微妙な服で出社や登校をすると、その日一日中気分が下がります。
こういうことがなくなったのが、大きなメリットです。
そうなると、もののために高い家賃を払っていることになります。
不要なものを手放して身軽になれば、もののために必要な面積が小さくても済むので、小さな家に住むことができます。
すると、住まいの選択肢がぐっと広がります。
例えば、広くて駅近で築浅だとかなり家賃が高くなりますが、
面積が小さければ、家賃が下がるので駅近も選択肢にあげることができますし、駅近で築浅の物件も選べる可能性が出てきます。
また、家が小さくなると光熱費も安く済みます。
実際、78m2の一軒家から44m2の1LDKに引っ越したことで暖房効率などがよくなり、光熱費が下がりました。

メモした紙がもう手元にないので記憶が正しければなのですが、光熱費は1/3になりました。
冬場の電気代、18,000円が6,000円台になった記憶があるんですよね……
二階建てで、部屋を移るたびに部屋を温め直す必要があり、エアコン+石油ストーブ+こたつでもめちゃくちゃ寒くて……
また、確か一階は元々飲食店だったらしくて照明の数が多くて、全部白熱灯だったんですよね…確か…しかも全部点灯しないとPC作業とか絵を描くには暗いので、いつもマックスで照明つけてました。
本当になんちゅう家に住んでたんだ……月々の光熱費が高くつきすぎる。
ストーブも各部屋に置く必要があり灯油の補充も億劫だったので、部屋数が減ってめちゃくちゃ楽になりました。
78m2から44m2の家に引越しした際は、築浅の物件を選ぶことができた上に、家賃も安くなりました。
こんな具合に、月々の生活にかかる固定費をコンパクトにできました。
それ以外にも、物欲が減ったことで浪費から投資マインドに意識が変わりました。
以前はボーナス前になると「ボーナスで何を買おう?」と思っていましたが、
物欲が落ち着いてからは「そのお金で投資でもしようかな?」と考えるようになりました。
実際2016年から5年間投資をしてみて、26%増えました。
10万円預けていたら2万6千円、100万円預けていたら26万円増えることになります。
身軽になることは節約を通り越してお金を増やすことができる可能性がある、ということを実感しました。
冷蔵庫も洗濯機も含め、家具家電全部合わせてハイエースに収まる物量です。

引越し代は、レンタカー代とガソリン代を合わせて45,000円くらいで済みました。
引越し先によってはレンタカー引越しができないこともありますが(あまりにも遠方だったりとか)
その場合でも、物量が少なければ引越し代金は安くなります。
これくらい物量が少なければ、二人暮らしでも単身者プランで引越しができるかもしれません。
好きな時に好きな場所にさっと引っ越せる物量だと思うと、心が軽くなります。
例えば家って住んでみないと環境がわかりません。
ご近所の騒音問題とか、怪奇現象とか、日当たりとか。
もし微妙だなと思っても、さっさと引っ越せると思えたら気が楽です。
仕事さえなんとかなれば、好きな時に好きな土地で暮らせる、というのが心の支えになります。
↓これは2016年の記事。当時持っていたSUVに乗るだけの物量にしたいと考えていたのでした。
これ、今思えばですけど「車は持ち続ける」ということを前提にした考え方ですね。
引越しの際に、車も手放してしまいました。
以上、ものを減らしてよかったこと8つでした。
はじめに紹介しましたが、よかったら動画もどうぞ。
▼ものを捨てるメリット。ケンカが減った、節約になった、心が軽くなった。
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おわり。
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こちらもどうぞ。
▼あれもない、これもない。でも楽しい。手放しても大丈夫だった11個のもの。
昨日は前半4つを紹介したので、今日は後半4つ。
動画もあるのであわせてどうぞ。
音声付きなのでサクッとラジオ感覚で聞いていただけたらと思います😊
前半はこの4つ
1.家族との喧嘩が減った
2.家事が楽になった
3.自由時間が増えた
4.家の中で探し物をすることがなくなった
後半はこの4つです。
↓↓↓
5.同じようなものをいくつも買うことがなくなった
探し物が見つからないと、同じものをいくつも買うことになってしまいます。ものが多かった頃はあるあるだったのですが、例えばたまに使う筆ペンが見つからなくて、新たに買ったらあとから思いもよらないところから出てくる…ということがよくありました。

今は住所が決まっているので、探し物が見つからないために同じものをいくつも買わなければならないということはなくなりました。
筆ペンはさすがに何回か買い足すのを繰り返して反省し、住所を決められましたが、
服は特に手強かったです。嵩張りますしね……。
例えば黒のカットソーを持っていたとして、服が多すぎると住所を決めることができません。
以前の一軒家の頃は、服の収納場所が6ヶ所ありました。

洋室のクローゼットのポールに吊るす、クローゼットの中の引き出し収納、ベッド下収納、和室の押入れの中の引き出し収納、洗濯物を畳んで戻すまでのものが置いてあるソファの上、乾いた衣類を取り込んだ状態の洗濯カゴ。
これらのどこかにしまってあるはずなのですが、収納場所をどう使い分けていいかわからないために住所が決められず毎回しまう場所がバラバラだったので、使いたいときに探し出すことができませんでした。
それで出先で同じようなものを買い足して、家の中に似たようなものが増えていくというループに陥っていました。
ものの住所を決めたことで、見つけ出せないために同じようなものを買うということがなくなりました。
これは必要に駆られて同じものを買うという話ですが、
他にも好みに関わってくる部分でも、同じようなものを買わなくさせる効果を発揮します。
例えば服屋さんに行くたびに毎回気になって手にとってしまうアイテムってないでしょうか。
わたしの場合は、色のついたコットンショルダーがそうでした。
すでにキャメルのコットンショルダーを持っているのに、出先で今度は若干色味の違うコットンショルダーに惹かれて買ってしまう。
そうやって一時期は、キャメル、からし色、真っ赤、青など、コットンショルダーをいくつも持っていました。
好みはそうそう変わらないので、行く先々で似たようなものに惹かれてしまうんですよね。
それに対して物欲のストッパーをかけないと、いつまでも同じようなものを買ってしまいます。
自分の好みを知ること、行く先々で同じようなものに惹かれてしまうことをまず知る必要があります。

そして、自分はすでにこの系統のバッグはひとつお気に入りを持っているということを出先で思い出すこと。
これができれば、物欲のストッパーになります。
気になるコットントートに出会っても、「わたしは既に一つお気に入りのコットントートを持っている」と思えたら、これは買わなくてもいいと納得できるので、同じようなものを買うという無駄遣いが減ります。
6.朝の支度が楽になった
服がたくさんあった頃は、「たくさん持っているはずなのに何を着ていいかわからない」という状態でした。何を着ればいいかもわからないし、これを着ようと思った肝心のアイテムが部屋のどこにしまわれているのかもわかりませんでした。

また、セールやリサイクルショップで安いものを適当に買っていたので、二軍の服だらけでした。
本当は黒がいいけど品切れしていたので紺色にした、というような色の妥協。
本当はMがよかったけどサイズがなかったのでLにした、というサイズの妥協。
自分に似合う好きな服である一軍のアイテムではなく、妥協の末に家にやってきた二軍のアイテムばかりがある状態でした。
服の数を減らして、一軍ばかり持つことにしました。
具体的には1シーズン10着前後で回していくことにしました。
そして、そのアイテムを組み合わせて3パターン前後用意して、それを順番に着ます。
私服ですが制服のようなものを用意するのです。なのでわたしはそれを「私服の制服化」と呼んでいます。

この私服の制服を用意するようになってから、朝の支度が劇的に楽になりました。
そもそもどれも一軍の服なので、どれを着ても似合うし気分が上がります。
そしてコーディネートを事前に決めてあるので、朝の忙しい支度時にその場その場でコーディネートを考える必要がありません。それは時間があるときに事前に考え済みだから、朝は何も考えずに天気予報を見て適した服を着るだけでOKです。
毎朝の支度が楽になり、イライラすることが減り、以前より余裕をもって出かけられるようになりました。
朝の支度でつまづくと、遅刻寸前で出かけることになって事故のリスクも上がりますし、微妙な服で出社や登校をすると、その日一日中気分が下がります。
こういうことがなくなったのが、大きなメリットです。
7.節約になった
ものが多いと、ものをしまうために広い家に住む必要があります。そうなると、もののために高い家賃を払っていることになります。
不要なものを手放して身軽になれば、もののために必要な面積が小さくても済むので、小さな家に住むことができます。
すると、住まいの選択肢がぐっと広がります。
例えば、広くて駅近で築浅だとかなり家賃が高くなりますが、
面積が小さければ、家賃が下がるので駅近も選択肢にあげることができますし、駅近で築浅の物件も選べる可能性が出てきます。
また、家が小さくなると光熱費も安く済みます。
実際、78m2の一軒家から44m2の1LDKに引っ越したことで暖房効率などがよくなり、光熱費が下がりました。

メモした紙がもう手元にないので記憶が正しければなのですが、光熱費は1/3になりました。
冬場の電気代、18,000円が6,000円台になった記憶があるんですよね……
二階建てで、部屋を移るたびに部屋を温め直す必要があり、エアコン+石油ストーブ+こたつでもめちゃくちゃ寒くて……
また、確か一階は元々飲食店だったらしくて照明の数が多くて、全部白熱灯だったんですよね…確か…しかも全部点灯しないとPC作業とか絵を描くには暗いので、いつもマックスで照明つけてました。
本当になんちゅう家に住んでたんだ……月々の光熱費が高くつきすぎる。
ストーブも各部屋に置く必要があり灯油の補充も億劫だったので、部屋数が減ってめちゃくちゃ楽になりました。
78m2から44m2の家に引越しした際は、築浅の物件を選ぶことができた上に、家賃も安くなりました。
こんな具合に、月々の生活にかかる固定費をコンパクトにできました。
それ以外にも、物欲が減ったことで浪費から投資マインドに意識が変わりました。
以前はボーナス前になると「ボーナスで何を買おう?」と思っていましたが、
物欲が落ち着いてからは「そのお金で投資でもしようかな?」と考えるようになりました。
実際2016年から5年間投資をしてみて、26%増えました。
10万円預けていたら2万6千円、100万円預けていたら26万円増えることになります。
身軽になることは節約を通り越してお金を増やすことができる可能性がある、ということを実感しました。
8.いつでも引っ越せる身軽さを得た
ここ10年で3回引越ししましたが、全てハイエースを借りて自力で引越ししてきました。冷蔵庫も洗濯機も含め、家具家電全部合わせてハイエースに収まる物量です。

引越し代は、レンタカー代とガソリン代を合わせて45,000円くらいで済みました。
引越し先によってはレンタカー引越しができないこともありますが(あまりにも遠方だったりとか)
その場合でも、物量が少なければ引越し代金は安くなります。
これくらい物量が少なければ、二人暮らしでも単身者プランで引越しができるかもしれません。
好きな時に好きな場所にさっと引っ越せる物量だと思うと、心が軽くなります。
例えば家って住んでみないと環境がわかりません。
ご近所の騒音問題とか、怪奇現象とか、日当たりとか。
もし微妙だなと思っても、さっさと引っ越せると思えたら気が楽です。
仕事さえなんとかなれば、好きな時に好きな土地で暮らせる、というのが心の支えになります。
↓これは2016年の記事。当時持っていたSUVに乗るだけの物量にしたいと考えていたのでした。
これ、今思えばですけど「車は持ち続ける」ということを前提にした考え方ですね。
引越しの際に、車も手放してしまいました。
以上、ものを減らしてよかったこと8つでした。
はじめに紹介しましたが、よかったら動画もどうぞ。
▼ものを捨てるメリット。ケンカが減った、節約になった、心が軽くなった。
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