今年の5月頃から、持ち出せる資産かつ長年使えるジュエリーが欲しいと思い、
仕事中に指先を見て気分を上げたいことから、指輪やバングル・ブレスレットを検討していました。
まずは指輪だ、と思いあれこれ指輪を探して試着し始めました。
さて、前回のこちらの記事から少し間が空いてしまいましたが、続きです。
カルティエのトリニティリングが一生物地金リングの筆頭候補として挙がってきました。
トニリティリングとは、
ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドの三色のリングが繋がって重なり合ったデザインの指輪です。
↓カルティエのページ
1924年に発表されたもので長い歴史をもつリングゆえ、バブル世代のお姉様方から今の若者まで幅広い層に愛されてきたアイテムです。
おばあちゃん、母、子と三世代に渡って譲られてきたというエピソードもちょくちょく見かけます。(Twitterなどで)
詩人・ジャン・コクトーが生涯愛用していたリングで、若い頃は小指に、晩年は2つ重ね付けスタイルをしていたそう。
ダンディな男性もつけていたことからマニッシュがイメージがあり、強めの装い好き・定期的にマニッシュショートのヘアスタイルにする自分でも合わせやすいのではないかなと思っていました。
昨年はVIO脱毛していたのでちょくちょく池袋に通っていて、
脱毛した後は西武百貨店を覗くのが楽しみになっていました。
いい機会だと思いカルティエを覗きました。
敷き詰められた絨毯の高級さに怯えつつ、そわそわして店員さんに伝えました。
「トリニティリングを見させていただきたいです!」
さて、トリニティリングには3種類の幅があります。
SM:2.8mm こちらは少し華奢な印象
クラシック:3.53mmMM(発売当時のデザイン)
LM:5.2mm ボリューム感あり。男性にも人気とのこと。
私は指が細く、かつ短いです。
記憶する限り、自分より手の小さい人には成人女性だと出会ったことがないです。今のところ。
左の薬指で4号〜4.5号なので、その他の指も細く、
LMはとても似合いいそうにないし関節が埋もれそう。
クラシックでもごつすぎて指がめちゃくちゃ短く見えそう。
ということで、サイズはSM一択だと考えていました。
私の大好きなファッションアカウント、ジュエリーアカウントの方が愛用されているのを見て、何度もイメトレしてきました。
マニッシュな格好にも合って憧れをもっていました。
正直、もうほとんどこれに決めているという感じ。
いざ試着……!
冷静に手元を見つめる。
「あれ、全然似合ってないな……?」
不思議です。
定番ジュエリーという紹介のされ方をしていることも多いように見受けられるのですが、全然似合ってないのです。
写真だと似合わなさがちょっと伝わりづらいのですが…
ピンクゴールドがゴールドっぽく写るからなんですけど、
実物はこの数十倍似合わなさがすごいのです。
誰にでも似合うものなんてないんでしょうか。そういうことでしょうね。
何がこんなに似合わないんだろう?と考えてみました。
まず、ぷっくりした形があまり似合っていない。
この形状、結構フェミニンなんですね。でもこの問題は割とささやか。
何より一番問題なのが、
スリーゴールドが絶望的に似合っていないということ!
特にピンクゴールドが似合っていません。
このフェミニンさが、服装や髪型と全然合わない。反発しまくっている。
この日は黒のシースルーワンピースに黒のタンクトップ、カーキのマーメイド気味のスカートに厚底グルカサンダル、シルバーのごつめ強めイヤリングという装いでした。
髪はぱつっとボブに毛先ブリーチであとは黒髪。
全体を見たら指輪の色味なんてほんの小面積なのですが、
そこに小さく添えられたピンクゴールドが絶望的に調和を乱しているのです…!
さらに、三色の取り合わせがなんというか「キザ」な印象を与えていると感じました。
さんざんいろんな方の指元の投稿を見てきて、ため息をつくほど惚れ惚れしていたというのに…。
人様の指の上だと本当に調和して美しく見えたのに、私の指の上ではキザでちょっと心がこそばゆい感じがしました。
そうだ、これはかつて細スカーフを首に巻くのが流行った時に、SNSで見て素敵だと思って取り入れようとしたものの、首に細スカーフを巻くというキザさに気恥ずかしくなり、結局ほとんど巻けなかった出来事に似ている…。
人のスタイルに対して心底素敵だと憧れても、自分がすると思うと気恥ずかしいアイテムってあるんですよね。
そういう違和感です。
だから使いこなせる人にはとっても似合うし素敵なのです。
そんなにフェミニンか?ジャン・コクトーもつけてたのに?
それは彼が超おしゃれに使いこなしているんです。超洒落てるんだ。
トリニティリングって長年使うとスリーゴールドの色味が似てきて全体的にイエローゴールドっぽい雰囲気になるという情報を目にしたことがあります。
それでいうと、経年変化したトリニティリングなら似合いそうだと感じました。
あまりに似合わないので、スリーゴールドで別のアイテムの直線的な指輪を試させてもらったところ、そちらの方が断然しっくりきました。
そして、
「わたしの指には、カクカクしていたり直線要素があるものの方が似合うのでは?」という仮説が立ちました。
さて、カルティエは4/17(月)に値上げを控えていますね。
「値上げされる」と聞くと、どうせなら値上げ前に買っておくか……!と購買意欲が刺激されるものですよね。
ここ数年、あまり物欲がなかったのでこの感覚はすっかり忘れていたのですが、
ジュエリー選びをしている間は、値上げに踊らされて心が揺さぶられっぱなしでした。
この文章も、「わたしの人生にはトリニティリングは不要なんだ……」ということを改めて自覚させるために書いています。
先述の通り、私の憧れるファッションアカウント方がよく着画を上げているので、ちょっと気を抜くとすぐに「やっぱり必要なのでは?工夫すれば使いこなせるのでは?」という気持ちになってしまうので。
次回、「カクカクした指輪を探せ!」お楽しみに。
ついに運命の指輪に出逢います。
おわり。
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仕事中に指先を見て気分を上げたいことから、指輪やバングル・ブレスレットを検討していました。
まずは指輪だ、と思いあれこれ指輪を探して試着し始めました。
さて、前回のこちらの記事から少し間が空いてしまいましたが、続きです。
カルティエのトリニティリングが一生物地金リングの筆頭候補として挙がってきました。
トニリティリングとは、
ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドの三色のリングが繋がって重なり合ったデザインの指輪です。
↓カルティエのページ
1924年に発表されたもので長い歴史をもつリングゆえ、バブル世代のお姉様方から今の若者まで幅広い層に愛されてきたアイテムです。
おばあちゃん、母、子と三世代に渡って譲られてきたというエピソードもちょくちょく見かけます。(Twitterなどで)
詩人・ジャン・コクトーが生涯愛用していたリングで、若い頃は小指に、晩年は2つ重ね付けスタイルをしていたそう。
ダンディな男性もつけていたことからマニッシュがイメージがあり、強めの装い好き・定期的にマニッシュショートのヘアスタイルにする自分でも合わせやすいのではないかなと思っていました。
昨年はVIO脱毛していたのでちょくちょく池袋に通っていて、
脱毛した後は西武百貨店を覗くのが楽しみになっていました。
いい機会だと思いカルティエを覗きました。
敷き詰められた絨毯の高級さに怯えつつ、そわそわして店員さんに伝えました。
「トリニティリングを見させていただきたいです!」
さて、トリニティリングには3種類の幅があります。
SM:2.8mm こちらは少し華奢な印象
クラシック:3.53mmMM(発売当時のデザイン)
LM:5.2mm ボリューム感あり。男性にも人気とのこと。
私は指が細く、かつ短いです。
記憶する限り、自分より手の小さい人には成人女性だと出会ったことがないです。今のところ。
左の薬指で4号〜4.5号なので、その他の指も細く、
LMはとても似合いいそうにないし関節が埋もれそう。
クラシックでもごつすぎて指がめちゃくちゃ短く見えそう。
ということで、サイズはSM一択だと考えていました。
私の大好きなファッションアカウント、ジュエリーアカウントの方が愛用されているのを見て、何度もイメトレしてきました。
マニッシュな格好にも合って憧れをもっていました。
正直、もうほとんどこれに決めているという感じ。
いざ試着……!
冷静に手元を見つめる。
「あれ、全然似合ってないな……?」
不思議です。
定番ジュエリーという紹介のされ方をしていることも多いように見受けられるのですが、全然似合ってないのです。
写真だと似合わなさがちょっと伝わりづらいのですが…
ピンクゴールドがゴールドっぽく写るからなんですけど、
実物はこの数十倍似合わなさがすごいのです。
誰にでも似合うものなんてないんでしょうか。そういうことでしょうね。
何がこんなに似合わないんだろう?と考えてみました。
まず、ぷっくりした形があまり似合っていない。
この形状、結構フェミニンなんですね。でもこの問題は割とささやか。
何より一番問題なのが、
スリーゴールドが絶望的に似合っていないということ!
特にピンクゴールドが似合っていません。
このフェミニンさが、服装や髪型と全然合わない。反発しまくっている。
この日は黒のシースルーワンピースに黒のタンクトップ、カーキのマーメイド気味のスカートに厚底グルカサンダル、シルバーのごつめ強めイヤリングという装いでした。
髪はぱつっとボブに毛先ブリーチであとは黒髪。
全体を見たら指輪の色味なんてほんの小面積なのですが、
そこに小さく添えられたピンクゴールドが絶望的に調和を乱しているのです…!
さらに、三色の取り合わせがなんというか「キザ」な印象を与えていると感じました。
さんざんいろんな方の指元の投稿を見てきて、ため息をつくほど惚れ惚れしていたというのに…。
人様の指の上だと本当に調和して美しく見えたのに、私の指の上ではキザでちょっと心がこそばゆい感じがしました。
そうだ、これはかつて細スカーフを首に巻くのが流行った時に、SNSで見て素敵だと思って取り入れようとしたものの、首に細スカーフを巻くというキザさに気恥ずかしくなり、結局ほとんど巻けなかった出来事に似ている…。
人のスタイルに対して心底素敵だと憧れても、自分がすると思うと気恥ずかしいアイテムってあるんですよね。
そういう違和感です。
だから使いこなせる人にはとっても似合うし素敵なのです。
そんなにフェミニンか?ジャン・コクトーもつけてたのに?
それは彼が超おしゃれに使いこなしているんです。超洒落てるんだ。
トリニティリングって長年使うとスリーゴールドの色味が似てきて全体的にイエローゴールドっぽい雰囲気になるという情報を目にしたことがあります。
それでいうと、経年変化したトリニティリングなら似合いそうだと感じました。
あまりに似合わないので、スリーゴールドで別のアイテムの直線的な指輪を試させてもらったところ、そちらの方が断然しっくりきました。
そして、
「わたしの指には、カクカクしていたり直線要素があるものの方が似合うのでは?」という仮説が立ちました。
さて、カルティエは4/17(月)に値上げを控えていますね。
「値上げされる」と聞くと、どうせなら値上げ前に買っておくか……!と購買意欲が刺激されるものですよね。
ここ数年、あまり物欲がなかったのでこの感覚はすっかり忘れていたのですが、
ジュエリー選びをしている間は、値上げに踊らされて心が揺さぶられっぱなしでした。
この文章も、「わたしの人生にはトリニティリングは不要なんだ……」ということを改めて自覚させるために書いています。
先述の通り、私の憧れるファッションアカウント方がよく着画を上げているので、ちょっと気を抜くとすぐに「やっぱり必要なのでは?工夫すれば使いこなせるのでは?」という気持ちになってしまうので。
次回、「カクカクした指輪を探せ!」お楽しみに。
ついに運命の指輪に出逢います。
おわり。
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