こんにちは、おふみです。

4月16日〜21日まで日本橋レクトヴァーソギャラリーで行った展示も無事に終わりました。
絵を描くことの効能のようなものを実感した出来事があったので、ブログに書き残します。
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今回の展示の5点のイラストは、数年来推してきた舞台が終わった喪失感と向き合って描いたものでした。


何度かブログにも書きましたが、
『天国なら劇場がいい』をテーマに描いたものです。


昨年、この世で一番好きだった舞台が終わりました。
あるはずだった続き(コロナで中止になり上演できなかった演目があるのです)が恋しくて、でも今生では観ることが叶わなくて、一生引きずるレベルで落ち込んでいます。
亡霊のようになっています。

ある時、Twitterでこんなツイートを目にしました。
「徳を積むと、死んだ後自分の望む天国へ行ける」と。

それを見て思いました。
きっと天国では、あったはずの舞台の続きが上演されているだろうと。

舞台の千秋楽の会場を全て置いてきた、亡霊のようになったファンの同志たち。
彼ら彼女らも、それぞれのペースでこの天国の劇場に合流してきて、
きっとあるはずだった演目を見るだろう。

というような思いを込めて描きました。


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展示を見に来てくれる友人に会いに展示期間中に何度か足を運んでいました。

絵に向かった時にふと一鑑賞者の視点になった瞬間がありました。
劇場で見たものたちの思い出が浮かび上がってきて、
亡霊になったファンのみんなとまた本当に、いつか劇場で再会できるのかもしれないというような気持ちになりました。

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自分が描いたものなのですが、ツー…と涙が流れそうな感覚になりました。(隣に友人がいたので実際には泣かなかったけれど)
描くことで、それを見ることで癒されたのだと思います。
描くこと展示すること、全部が弔いだったのかなと思います。

絵を描くことの効能のようなものを、こんなに身に沁みて感じたのは初めての経験でした。

絵を描くって面白いことですね。

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おわり。


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